疲れやすい産後には授乳中でも安心して飲める漢方がいいの?

疲れやすい産後、体と心のの不調を治すには

・まずは自分の症状を知ろう。
・漢方薬の特徴
・漢方薬の効き目

まずは、自分に合うのが
「漢方」なのか
「サプリ」なのか
「病院」なのかを知りましょう。

漢方が合う人
・心と身体と両方に不調がある人。
・体質改善したい人。

サプリが合う人
・気軽に摂取したい人。
・欲しい栄養素がはっきりしている人。
・心の不調が主な人。

病院が合う人
・症状がかなり進行している人。
・うつ病が疑われる人。

漢方薬の特徴としては、自然成分なので授乳中でも安心して飲めること。
身体への負担が少なく、症状改善後薬を止めても症状が再発しにくい点があげられますね。

また漢方薬はいくつもの種類を調合して、薬を作るので1つの種類だけでなく
総合的な効果が期待できます。

効き目の目安としては2週間ほどだと言われていますよ。
早いものだと1・2時間で効果が出るものもあるようですが
2週間は飲み続けるといいでしょう。

2週間飲み続けても、変化が感じられなければ
「合わない」と判断して良さそうですね。

漢方はアレルギーが出にくいと言われていますが
中にはアレルギー反応が出てしまう人も居ます。

飲み始めて異変を感じた場合は
漢方外来等で相談してみましょう。

漢方専門の薬局での購入が望ましいですが
ドラックストアなどにも置いてある場合があります。

他の薬に比べて母乳への影響は少ないと言われている漢方ですが
心配な場合はお医者さんに相談しましょう。
(持病のある人は要相談)

産後の疲れに効く漢方

産後疲れの理由は血の巡りが悪いことによることが多いと言われています。
体力低下や疲労感が強い場合には、それを補う漢方を選ぶといいでしょう。

・十全大補湯(じゅうぜんたいほとう)
 気力と体力を補います。
 血行を促進させ、冷え性や貧血を改善させる効果があります。

・補中益気湯(ほちゅうえっきとう)
 胃腸の働きを良くし体力回復が見込めます。
 体の疲れ、こじれて長引く風邪、食欲不振などに効果があります。

・人参養栄湯(にんじんようえいとう)
 産後や病後の疲労回復によく使われる漢方です。
 手足の冷え、食欲不振、貧血、虚弱体質などに効果があります。

産後疲れでイライラや不安感に襲われる時に効く漢方

肉体的な疲労より、精神的疲労が強く
イライラや不安感に襲われる時には気を補う漢方を選ぶとよいでしょう。

・加味逍遥散(かみしょうようさん)
 更年期障害、月経異常などの場合によく用いられます。
 頭痛、めまい、不安感、うつ症状、イライラなどに効果があります。

・抑肝散(よくかんさん)
 感情や神経のコントロールを助ける漢方です。
 イライラ、怒りっぽさ、不眠、寝つきの悪さなどに効果があります。

・女神散(にょしんさん)
 のぼせや血行の改善、熱を冷ます効果がある漢方です。
 産前・産後のイライラ・不安感・不眠、自律神経失調症などに効果があります。

乳腺炎を繰り返す時と母乳が出にくい場合に効く漢方

乳腺炎はストレスや、甘いもの脂っこいものの食べ過ぎで
母乳が詰まってしまった時になりやすく
乳腺炎になると幹部が熱を帯び強い痛みを覚えます。

・葛根湯(かっこんとう)
 乳腺炎だけではなく授乳中や妊娠中風邪気味の時などに
 処方されることの多い漢方の1つです。

・十味敗毒湯(じゅうみはいどくとう)
 皮膚に溜まった膿を排出させる効果に優れています。
 葛根湯よりも効くと言われる漢方です。

母乳が出にくい場合は、お母さんの身体に十分な血液が足りてない、
強いストレスや育児の不安などの気持ちの部分が問題で
出にくくなっていると漢方医学では考えます。

・婦宝当帰膠(ふほうとうきこう)
 貧血、冷え性、めまい、のぼせ、更年期障害などに効果があります。
 顔色が悪く、詰めの色が薄かったり割れやすい等の症状がある場合は効果が期待できます。

・逍遥丸(しょうようがん)
 疲れやすく精神不安などの神経精神症状、冷え性、血の道症、不眠など
 月経、妊娠、出産、産後、更年期等の女性ホルモンの変化に効果が期待できます。

一人で抱え込まない事も大事

漢方やサプリだけで育児疲労を完全に取り除くことは難しいでしょう。
一番身近にいる家族が、お母さんの心と身体の疲労を理解してあげることが一番の薬です。

産後うつやマタニティブルーと言う言葉が存在することからもわかるように
出産前後の女性ホルモンの分泌は変化が激しく
身体だけでなく精神状態もとても不安定になりやすいのです。

産後、妻が冷たくなったとか性格がきつくなったとか愚痴を言う男性もいますが
好きでそうなってるわけではなく、ホルモンバランスによるものだと理解が必要でしょう。

非妊娠時には、笑って許せていた言葉や態度でも
妊娠・産後には、笑えなくなりそれが原因で離婚となるケースも実際多いんですよ。

産後、どうしてほしいのか・なにをしてほしいのかは
それぞれ違うという事を念頭に置いて
お母さんに直接聞くことが大事だと思います。

どんなにいい漢方に出会っても
どんなにいいサプリに出会っても
どんなにいい病院に出会っても

子供の父親であり、一番身近にいる旦那さんの理解と協力がなければ
お母さんの精神的・肉体的疲労は改善されません。

またお母さんも自分一人で抱え込まずに
吐き出すことが大事ですよ。