お母さんが経験する産後の体調不良、いつまで続く?

産後のお母さんは赤ちゃんよりも弱い!?

産後のお母さんは、かなりの割合で体調不良を経験します。
生活環境やホルモンバランスといった問題が関係しています。

一昔前は、同居している家族が多かったので、産後は子育てを手伝ってくれる人に
囲まれているお母さんも多かったんです。
そのため、産後のお母さんが体を休める時間を十分に確保出来ました。

でも、現代社会では核家族化が進み、産後に里帰りをしない夫婦も増えました。
そのため、産後は夫婦だけで子育てをする家庭も増えているんです。
ただ、それによって、育児と家事で忙しい生活を送るお母さんも多いです。

でも、両家実家から実母や義母が産後のお母さんのお手伝いに来る家族もいます。
もちろん、実家や義実家へ里帰りをするお母さんもいます。

また、どちらも選択しないお母さんもいます。
里帰りも実家からのお手伝いも頼まず、市や自治体が行っているファミサポなどを
利用する夫婦もいます。

このように、現代社会では、産後のお母さんが子育てする環境を選べる程の
選択肢が増えているんです。

それでも、どんなに恵まれた環境にいても、産後に体調不良を経験するお母さんは
います。

産後のお母さんは、外出を控えるのが当たり前だとされています。
それは、抵抗力の赤ちゃんや出産で体力を消耗したお母さんの体を、菌やウイルス
から守るためです。

生まれたての赤ちゃんは、すぐに壊れてしまいそうな程、弱い印象ですよね。
でも、授乳によってお母さんから免疫を与えられて、体が強くなっていきます。

そして、体力を消耗したお母さんは、弱った状態ではあるものの、赤ちゃんの
お世話があるので、自分のケアは後回しにすることが多いです。
そして、授乳でも体力を消耗するので、お母さんの免疫が低下していきます。

実は、新生児期の赤ちゃんよりもお母さんの方が、免疫力などが弱い状態なんです。

体調不良は1~2年は続く?

産後は「産後の肥立ち」と呼ばれる6~8週間かけて、お母さんの体は妊娠前の
状態に戻ろうとします。
その際に、後陣痛や悪露などの症状が出るんです。

この期間に安静に過ごせるかどうかで、その後の体調に影響が出るんですが、
安静に過ごしていても産後1年以上体調不調が続く人もいます。

産後1年以上、体調不良が続く原因は、血流の悪さからの症状と、免疫力低下
からの症状があります。

血流の悪くなる原因は、産後の肥立ちと呼ばれる期間に安静にすることで、
運動量も落ち筋肉が落ちます。
この筋肉が落ちると、血流が悪くなるんです。

そして、この強張った体で育児を行うので、肩凝りや腰痛、慢性的な疲労などの
症状が出てしまうんです。

筋肉は運動をしないと筋力が落ちていきます。
数日間だけ運動をしないという場合は、少しの運動で筋力は回復します。

でも、産後のお母さんは、育児と家事であまり時間が取れません。
そして、出産で体力を消耗しているので、あまり体力もありません。

そのため、運動もなかなか出来ず、筋力がなかなか回復出来ない状態に陥って
しまいます。

毎日どんな不調があっても当たり前

産後のお母さんが経験する不調は、色々あります。

人によっては頻繁に高熱が出たり、育児に支障が出そうな程の壮絶な症状が出る
こともあります。
産後によく聞く乳腺炎や腱鞘炎といった症状が出るお母さんもいます。

人によっては、症状によって耐えられるものが違います。
少しでも発熱すると辛い人や、痛みがあっても耐えられてしまう人など様々です。

なので、お母さんによっては、毎日どんな不調がどこかに出ても当たり前なんです。
症状に不安があれば、病院を受診するお母さんもいます。
診断も様子見と言われることもあれば、漢方薬を処方されるお母さんもいます。

でも、産後の不調な症状が出る原因は、大概ホルモンバランスの影響です。
なので、受診する程でもない症状は、ホルモンバランスが改善されれば回復する
ことが多いです。

体調不良を改善させるために

不調な症状がある場合は、セルフケアをしてみたり、マッサージや整体に行って
みたりと、専門家の力を借りて、症状の改善を待ってみても良いでしょう。

そして、体調不良には休息が大事です。

家事は上手に手を抜きましょう。
周囲の人に助けを求めても大丈夫です。
急いでいないときは、家事はやらなくても良いので、休む時間にしましょう。

体を休めることで免疫力も上がっていきます。
免疫力が上がれば、不調な症状も改善していきます。

それでも症状が改善しなかったり、症状を重いと感じた場合は、受診しましょう。

何よりも、気をつけなければならないのは、携帯電話やパソコンの使用です。
産後は目が疲れやすいです。
ブルーライトは、産後のお母さんの体に想像以上のダメージを与えます。

でも、育児中に調べたいことが出てくることもあるでしょう。
ずっと赤ちゃんと二人きりという状態が、お母さんにとって辛いと思えてしまう
ときもあります。

ずっと携帯電話やパソコンを使ってはいけないという訳ではありません。
デジタル機器は、しばらくは息抜き程度に扱う認識でいましょう。

まとめ

産後のお母さんは、色々な不安を抱えています。

赤ちゃんがきちんと成長しているか。
お母さん自身の体の不調が改善をするか。

お母さんが体調不良であれば、いつまでこの不調が続くのか。

不安を抱えて育児をしているお母さんは少なくありません。
体調が良くない状態で育児をしているお母さんも少なくありません。

お母さんの体調に関する不安は、改善に導けます。
不安を減らしやすいものから減らすためにも、産後はなるべく休息を取るように
しましょう。