産後のニキビのケアは?ニキビの原因3パターンとそれぞれのケア方法

産後ニキビの原因を知る

・ホルモンバランスの乱れ
・肌の乾燥
・育児疲れ

妊娠中と産後の変化に、ホルモンの分泌があります。
妊娠中はエストロゲンとプロゲストロンという女性ホルモンが過剰に分泌されます。
これらのホルモンは妊娠を継続させるための大切な働きがあります。

出産後はプロラクチンという母乳を作るホルモンが大量に分泌されます。
それと引き換えに、エストロゲンとプロゲストロンは一気に減少していきます。
この変化がホルモンバランスの乱れとなり、ニキビの原因になっていきます。

産後、乾燥肌になったという人は多いです。
これは、ホルモンの乱れにより肌のターンオーバーが上手く進まず、角質層が厚くなることで起こります。
他にも、体内の水分が母乳へと送られていく事で、体内の水分が不足するという原因もあります。

赤ちゃんがいる生活はそれまでの環境と大きく変わります。
生活リズムは赤ちゃんが中心となっていきます。
自分で着替えも食事も出来ない赤ちゃんのお世話は、体力と精神力との戦いです。

特に殆どのお母さんが経験するのが睡眠不足です。
昼夜問わず数時間起きの授乳、夜泣きなどでまとまった睡眠がなかなか取れません。
睡眠不足はお肌の敵といわれ、肌荒れを引き起こします。

睡眠不足や慣れない育児で、身体も心も大きなストレスを抱えてしまいます。
育児疲れは誰もが通る道、といわれます。
しかし解消せずにいれば、ニキビなどの肌荒れ、産後うつなどの要因となってしまいます。

ホルモンのケア

・エストロゲン
・大豆イソフラボン
・ビタミンE

女性ホルモンのエストロゲンは別名「美肌ホルモン」とも言われています。
エストロゲンには、肌の水分、皮脂の量を正常に保つという働きがあります。
エストロゲンが不足すると、肌の調整が上手くいかず、ニキビが出来やすくなります。

大豆イソフラボンは、エストロゲンと似た働きをするといわれ、注目されています。
大豆イソフラボンを多く含む食品には

・納豆(1パック約35mg)
・豆腐(半丁約40mg)
・豆乳(1本約40mg)

などがあります。

大豆イソフラボンは1日の摂取量の上限値が75mgと食品安全委員会で設定されています。
過剰の摂取すると、エストロゲンが分泌されていると体が判断してしまいます。
そうするとエストロゲンが分泌されなくなる危険があるので過剰摂取は控えましょう。

ビタミンEには、女性ホルモンの分泌を促す効果があります。
ビタミンEを多く含む食品には、

・魚介類
・ナッツ類
・植物油脂

などがあります。

特に魚介類は、卵や肝にもビタミンEが多く含まれています。
子持ちカレイや子持ちししゃもなどを食べると効率良く摂取が出来ます。

スキンケア

・洗顔
・保湿
・肌への刺激

ニキビは毛穴に皮脂汚れが詰まり発生します。
毎日の洗顔で清潔に保つことが必要です。
洗顔料は敏感肌用のものを選び、しっかりと泡立てて使用します。

肌を清潔にすることは大切ですが、一日に何度も洗顔することはかえって肌への負担となります。
特に汚れていない限り、朝、晩の洗顔だけで充分です。

洗顔に使う湯は、32度ぐらいのぬるま湯が理想です。
皮脂は30度以上の湯で洗い流す事が出来ます。
しかし、温度が高くなると肌に必要とされる皮脂まで落としてしまいます。
皮脂汚れだけを落としてくれる最適な温度が32度いわれています。

肌への保湿ケアもしっかりと行いましょう。
しかし、お風呂上りなどはどうしても赤ちゃんのケアが優先になります。
これまでと同じスキンケアの時間を作るのは厳しいというのが現状です。

忙しい産後のスキンケアにオススメなのはオールインワンゲルです。
ゲルタイプは保湿性にも優れ、肌にたっぷりと潤いを与えてくれます。
一本でケアが出来るので、スキンケアの時間を大幅に短縮出来ます。

肌に刺激を与えてしまわないよう注意しましょう。
これまで何ともなかった事でも、産後の敏感肌は過敏に反応してしまいます。

髪の毛が触れる、指が触れる、などもニキビを悪化させる原因となります。
肌に毛先が触れるようならなるべく髪は纏めておきましょう。
手指は常に清潔に保つようにしましょう。

他にも、マスクや眼鏡などもニキビの箇所に触れるのは避けましょう。
首やお腹、背中などにも産後ニキビは発生します。
衣類は刺激の少ない柔らかい布地を選ぶようにしましょう。

                                                    

心のケア

・睡眠
・ストレッチ
・リフレッシュ

産後はなかなか解消出来ない睡眠不足ですが、工夫して睡眠時間を確保していきましょう。
夜にまとまって眠ることが厳しいようなら、昼間赤ちゃんと一緒にお昼寝をするようにして下さい。
睡眠不足が続くと、肌だけでなく体にも大きな影響が出てしまいます。
家事は最低限にして、睡眠時間を優先して下さい。

肩凝りなどの疲れを解消するために、ストレッチを行いましょう。
眠る前などに行うと、寝付きも良くなります。

・腕を回して肩甲骨を広げる
・首をゆっくりと回す。
・寝っ転がって足を片方ずつ上げて下ろす

こうした簡単な方法で構いません。
毎日続けていくことで、血行の改善になります。

リフレッシュの時間を作ることも心のケアには重要です。
我が子は可愛いものですが、24時間ずっと一緒の毎日では息が詰まることもあります。
家族の協力や市のサポートなどを利用して、1人の時間を作るようにしましょう。

リフレッシュの方法は人によって様々です。
私は週に1度、夫に子供をお願いして1時間~2時間、買い物がてらドライブをしていました。
車の中で音楽をかけながら熱唱する、というだけでもかなりストレス解消になりました。

ニキビのケアとして、高い薬やサプリメントを使う人もいます。
ですが、毎日のケアとして自分で簡単に行えるものもあります。
あまり神経質になりすぎないようにして、自分のペースでニキビと向き合っていきましょう。