産後のホルモンバランスがニキビを作る! 女性ホルモンを整える栄養素3選

女性ホルモンとニキビ

・女性ホルモン
・生理前のホルモンバランス
・産後のホルモンバランス

女性ホルモンにはエストロゲンとプロゲストロンという2つの成分があります。
女性らしい身体、妊娠するための基盤作りなど、女性にとって大切な働きをするホルモンです。
また、それらの働きが副産的に肌などに影響をおよぼすこともあります。

「美肌ホルモン」という言葉を耳にしたことがあるのではないでしょうか?
これは女性ホルモンのエストロゲンのことを指します。

エストロゲンには、肌の水分量を整え、コラーゲンを増やす働きがあります。
また、細胞の再生機能を促す効果もあり、肌のターンオーバーを活発にしてくれるのです。

プロゲストロンには、身体の代謝を高める働きがあります。
そのため、皮脂分泌が活発になり、肌荒れやニキビを起こしやすくなるといわれています。

通常時2つのホルモンは安定した分泌をしており、身体を正常に保っています。
ですが、生理周期によって女性ホルモンの分泌には変化が起こります。

生理前になると肌荒れやイライラなどの症状に悩む人もいるでしょう。
これは、生理前になるとプロゲストロンの分泌が活発になることで起こります。
では、産後のニキビも生理前のニキビと同じかというと、それはまた別になります。

妊娠中は、安定した妊娠の継続のため、エストロゲンとプロラクチンが大量に分泌されます。
プロラクチンの量も多くなりますが、美肌ホルモンであるエストロゲンも大量に分泌されるため、肌荒れはあまり気になりません。

産後は妊娠の継続が必要なくなったため、2つのホルモンは一気に減少してしまいます。
代わって多く分泌されるようになるのが、プロラクチンといわれるホルモンです。
プロラクチンには、母乳の分泌を促す働きがあるとされています。

産後はこうした急激なホルモンバランスの乱れが起こるのです。
これが、ニキビを生み出す原因となってしまいます。

ホルモンバランスを整える

・漢方
・ハーブティー
・冷え防止

産後のホルモンバランスの乱れは一時的なものです。
身体の回復にともなってホルモンバランスもゆっくりと改善されていきます。
けれどもニキビに悩んでいる時は一刻も早く治したいというのが心境ですよね。

漢方やハーブティーなど、自然由来の成分でホルモンバランスを整えることも可能です。
もちろんニキビの患部に直接働きかけるというものではありません。
毎日継続して取り入れることで、体内の環境を整えるのが特徴になっています。

漢方やハーブには、飲むだけでなくその香りによって効果が得られるものもあります。
アロマテラピーという言葉は有名ですよね。
漢方やハーブティーを服用する際は、その香りを嗅いでみることもおすすめです。

しかし漢方もハーブティーも種類が沢山ありどれが良いのかよく分からないという人も多いでしょう。
特に漢方は、体力によって効果が変わってきます。
出来れば、漢方の専門士に直接選んでもらうのが良いでしょう。

産後のホルモンバランスの改善として有名なものならば
当帰芍薬散(トウキシャクヤクサン)
という漢方があります。

ホルモンバランスの乱れからくる肌荒れを改善する働きがあります。
他にも、血行促進、冷え性などの効果も期待できます。。
体力が弱っている時に効果的だとされる漢方です。

ハーブティーにも女性ホルモンを整えるのに効果的なものが存在します。
有名なものならば
・ローズ
・レッドグローブ
などがそうですね。

どちらも普通に市販されているものなので、簡単に購入することが出来ます。
ただ、あまりに安価なものは不純物、添加物が多い可能性もあります。

理想としては天然ハーブと表示されているものを選ぶのが良いでしょう。
レッドグローブ、ローズヒップ、カモミールなどを自分で配合して、リラックスハーブティーを作ってみるのも良いですね。

身体の冷えは子宮などにも影響をおよぼします。
産後に身体を冷やしてしまうと、ホルモンバランスの乱れもひどくなってしまいます。

ビタミンや水分補給にも良いとされる果物にも、身体を冷やしてしまうものがあります。
主にはバナナやマンゴー、スイカなど、南国の果物や夏の果物があげられます。
全く食べてはいけないというものではありませんが、大量に食べることは避けた方が良いですね。

内側からの冷えだけでなく、外からの冷え対策も大切です。
特に足元は冷えやすいです。
靴下やレッグウォーマーを着用するよう心がけましょう。

また、お腹周りも冷やさないように腹巻やタイツなどで守っておきましょう。
ただし、通気性の悪いものはムレやすく、ニキビを引き起こす可能性が高いので注意が必要です。

女性ホルモンに良い栄養素

・大豆イソフラボン
・ビタミンE
・ビタミンB6

食品に含まれる栄養素の中にも、ホルモンに働きかけるものがあります。
代表的な3つの栄養素を紹介します。

スキンケア用品で大豆イソフラボンの表記があるものもありますよね。
大豆イソフラボンは、女性ホルモンに似た作用があるとされています。
名前の通り大豆由来のものに含まれています。

・納豆
・豆腐
・豆乳

などが大豆イソフラボンを摂取しやすい食品といえるでしょう。
ただし、大豆イソフラボンは過剰摂取すると、女性ホルモンの分泌を妨げてしまうこともあります。
1日の目安量としては、納豆1パックに豆腐1/3丁ぐらいで充分とされています。

ビタミンEは抗酸化作用があり、女性ホルモンの分泌を整える働きがあります。
また、美肌に良いとされるビタミンCと一緒に摂取する事でより効果が期待出来ます。

・卵(魚介類含む)
・ナッツ類
・かぼちゃ

などにビタミンEは豊富に含まれています。
他にも丸ごと食べる魚介類にも豊富です。

ビタミンB6は、皮膚や粘膜を正常に保ち、脳への神経伝達機能に働きかける作用があります。
女性ホルモンは脳からの伝達で分泌されます。
またビタミンB6を含むビタミンB群は同時に摂取することでそれぞれの機能を高めます。

・にんにく
・レバー
・赤身の魚

などにビタミンB6は多く含まれています。
ただし、にんにくは授乳時期に多く摂取すると、母乳に影響が出る場合があります。
レバーや魚の摂取を心がけましょう。

ストレスの軽減

・睡眠
・リラックスタイム
・悩みすぎない

産後、殆どのお母さんが睡眠不足に悩まされています。
数時間の起きの授乳や夜泣きなど、どうしても夜中にまとまってねる事が困難になってしまうのです。
赤ちゃんの小さな動きでもすぐに目が覚めるのも、母性本能の働きが関係しています。

夜中にまとまって寝るということはやはり産後は難しいです。
改善策としては、昼間でも赤ちゃんのリズムに合わせてお昼寝をしてみましょう。
少しでも睡眠時間を取ることで、睡眠不足によるストレスを軽減してくれます。

リラックスタイムを設けることも大切です。
週に1度、数時間でも、1人の時間を作るようにしてみましょう。

市のサポートや保育園の一時預かりを利用するのも良いでしょう。
旦那さんや家族の協力が得られるなら、赤ちゃんをお願いして1人で過ごす時間を作りましょう。

特に現在は核家族が主流となり、実家が遠方で旦那さんの帰りも遅く、ワンオペ育児になってしまう家が多いです。
ストレスを感じてしまうのは当然です。
そんな時期にニキビが出来てしまうと余計に悩んでしまうかもしれません。

ですが、悩みすぎるのは心身に良くありません。
あまり神経質にならず、気楽でいられるように心がけましょう。