産後は心身ともにとても疲れやすい、その原因と改善策を教えます

産後の心と身体の変化

・妊娠中からの疲労の蓄積による疲労
・栄養不足によるパワー不足
・子宮が元に戻るために必要な休息期間
・慣れない育児による心的疲労

妊娠後期から身体に何らかの不調を抱えてた人も多いですよね。
その不調ですでにお母さんの身体は疲れてる状態にあるんです。

そこから出産を経験して、心身ともに疲労困憊状態。
更に加わる赤ちゃんのお世話。
体力も精神力もすり減っている状態なんですよ。

骨盤は歪み、筋力は落ちていて
慣れない赤ちゃんのお世話に神経をすり減らし

気が付いたら食事すらままならない
そんな状況になってるお母さんも多いはずですよね。

入院中は食事は時間になれば出てきますが
退院してからはそうは行きませんよね。

床上げといって、産後1か月は
無理をせず授乳以外のことはしない方がいいですよ。
と言われることが多いのも納得ですよね。

赤ちゃんを産んだお母さんの身体が
後陣痛・悪露などを経て子宮を元の大きさに戻すまでに
かかる期間はおよそ6~8週間かかると言われてるんですよ。

もし、帝王切開や高齢出産などの場合は
もう少し長く安静期間を設ける方がいいと思います。

肉体的な疲労だけじゃなく
心にも妊娠時からの疲労が蓄積されている
という事実も忘れないでくださいね。

産後風邪を引きやすくなったり
なんらかの体調不良を感じたお母さんは
90%以上とも言われています。

やっと会えたかわいい赤ちゃんですが
赤ちゃんの泣き声に
強いストレスを感じるお母さんも少なくありません。

これは、母性本能のせいで
我が子の泣き声は母親にとって不快なものであるように
とインプットされているからなんですね。

母性がないから子供の泣き声に不快感を覚えるわけではなく
母性があるから子供の泣き声に不快感を覚える。
ちょっと意外な事実でしょう?

生活ペースの変化による疲労

赤ちゃんが生まれることで
今までの生活ペースは劇的に変わりますよね。

洗濯に掃除に食事の準備、トイレに行く時間すら
自由にならないことが増えるでしょう。

寝る時間も満足に取れなくなるため
身体や心が常に緊張や強いストレス状態にあるので
ちょっと歩いただけでも息切れや動機を感じたり

立ちくらみや、目まい、吐き気などといった症状を
感じるお母さんも多いようですよ。
多くの場合は一過性の低血圧症状が原因ですよ。

また産後のホルモンバランスが崩れることで
バセドウ病(甲状腺機能亢進症)や
産後うつになる可能性もあるので無理は厳禁ですよ。

産後うつの症状としては
動悸や目まい、過呼吸、強い不安感などを感じ
産後1か月以内に発症、2週間以上続くと産後うつの可能性があります。

甲状腺機能の異常としては
産後1~3か月は頻尿・体重の減少・動悸・暑がり
多くの汗をかく・イライラするといった症状が現れ

産後3~8か月頃からは逆の症状が現れ
寒がり・食欲不振・便秘・疲れやすい・浮腫み・息切れ・体重の増加
気持ちが沈みやすくなるといった症状が現れます。

心配な場合は、お医者さんに相談しましょう。

授乳による疲労

妊娠中、赤ちゃんに母乳をあげる時間は
幸せに満ちている時間のはずだ。

こう考えている妊婦さんは結構いるみたいです。
でも現実は違いますよ。

痛いマッサージを受け
吸い付かれる度、激痛と戦い
夏なら汗だくに、冬なら凍えながらの授乳。

それが1日に何回もやってくるんですよね。

母乳は当たり前ですがお母さんの身体で作られ
赤ちゃんに与えます。

お母さんの体内にある栄養を吸い取るわけですから
満足に食事が取れず
寝不足であるお母さんにとっては重労働です。

1日の授乳回数も多い人だと1日に15回以上になることもありますよね。
一説によると、1日の授乳で感じる疲労感はトータルすると
1時間休みなしで平泳ぎをし続けた状態と同じくらい疲れるんだとか。

そう考えてみると、疲労感が常に抜けなくなるのも納得ですね。

改善策

・食生活の見直し
・サプリや漢方の活用
・冷たい飲み物を取りすぎない
・小まめな睡眠や休息
・ヨガやストレッチで身体をほぐす

まず食生活を見直しましょう。
疲れやすくなっているという事は栄養が足りない・偏っていることが多くあります。

お手軽だからと菓子パンなどの糖を取りすぎると
疲労感が抜けなくなるというデータもありますよ。

バランスの良い食事がなかなか取れない方は
サプリや漢方などの補助製品を使用してもいいと思います。

それと飲み物にも気を遣うようにしてくださいね。
なるべく身体を冷やさないように
暖かい飲み物か常温の飲み物を飲むようにしましょう。

内臓が冷えると代謝が悪くなり疲れが取れにくくなってしまいますよ。

睡眠は1度に取ろうとせずに
細切れでもいいので目をつぶり横になりましょう。

夜の授乳もある方は何時間も続けて眠ることが難しくなりますので
添い乳や、添い寝をして身体を横にして休めましょう。

授乳中、猫背になったり
赤ちゃんを何度も抱っこすることで
背中や腰に疲労が蓄積されていることも多いでしょう。

ヨガやストレッチをして筋肉の緊張をほぐして
身体のメンテナンスをしてあげてくださいね。

寝つきが悪い場合も、ヨガなどのストレッチで
改善される場合が多々ありますよ。

授乳中の方は、授乳姿勢が前のめりにならないように
気を付けるだけでも楽になると思いますよ。

育児は体力勝負とよく言われます。
ほんとうにその通りで、お母さんは大変だと思います。

疲れを溜めないのはもちろんですが
疲れを溜めにくくする体への改善も大事ですからね。