産後ニキビを改善したい!今日から出来る改善法のご紹介

睡眠を取る

・昼寝
・家事
・血行促進

睡眠不足は肌の不調の原因になります。
確かに産後の生活はなかなか睡眠時間が取れません。
夜泣きや深夜の授乳など、親になった以上、避けては通れない道です。

産後のニキビを改善するためにも、睡眠不足を解消していきましょう。
夜の睡眠が取れない場合は昼寝の時間を積極的に取り入れて下さい。
赤ちゃんの昼寝の時間に合わせて一緒に寝る方法がおすすめです。

赤ちゃんが寝ている間に家事を済ませてしまいたい、という人もいるでしょう。
ですが、忙しいお母さんにも休息は必要です。
産後は、心も体も荒れやすい時期でもあります。
家事は最低限で済まして、体へのケアを優先しましょう。

夜の睡眠時間がまとまって取れない分、質の良い睡眠を心掛けるようにしましょう。
そのためにはまず、寝付きを良くすることが最適です。
睡眠を促すには体を温める必要があります。

入眠前に簡単なストレッチで血行を促進していきましょう。
特に首や肩の筋肉をほぐしてあげましょう。

ベッドの上にあぐらをかいて座り、首をグルグルと回す。
肩甲骨を意識しながら両腕をゆっくりと回す。
片方の手でもう片方の肘を胸の方に押さえ付けるようにして、肩甲骨をグーッと伸ばす。

このような簡単な方法でも充分効果があります。
また、レッグウォーマーなどで足首を温めてあげるのも良いでしょう。
他にも、赤ちゃんにも効果のある安眠音楽などもありますよ。

ストレスの軽減

・毎日のリラックスタイム
・リフレッシュの時間
・完璧を崩す

産後はストレスが溜まり易い環境でもあります。
そしてやはりそれも、産後ニキビの原因となってしまいます。

毎日の中でほんの数分でもいいので、リラックスタイムを作ってみましょう。
ハーブティやカフェインレス珈琲でのティータイムなど良いですね。
リラックスできる音楽を聴くのも効果があります。

産後のストレスの大きな要因は、やはり自分だけの時間がなかなか取れないことでしょう。
外出1つとっても、赤ちゃんと一緒だと色々と制限が出てしまうものです。
たまにはゆっくり1人でお買い物をしてみたいと思うこともありと思います。

なかには、そう思うこと自体が母親としてダメなのだと思う人もいます。
ですが、我慢ばかりの生活ではストレスは軽減されません。
1人の時間が欲しいと思うことは、イケナイことではありません。

産後うつや育児ノイローゼを防ぐため、お母さんがリフレッシュする時間を作るのは大切な事です。
旦那さんや家族に協力をしてもらって、1人の時間を作ってみてはいかかでしょうか。
保育園の一時預かりなどを利用するのも良いですね。

妊娠してから産後に、育児書や雑誌にネットサイトに目を通した人は多いでしょう。
最近はちょっとした疑問でも、ネットですぐに調べられるようになり、便利ですよね。
注意したいのは、“こうあるべき”という固定概念に捉われないことです。

育児雑誌などを見ると、赤ちゃんとの1日のスケジュールから離乳食のレシピまで、
理想的なものが沢山紹介されています。
それを見て、その通りにしなくては、と必死になる必要はありません。

赤ちゃんが元気に健康で育っているのならば、それが理想的なのです。
上手に手抜きをして、ストレスを溜めないようにしましょう。

食事

ビタミン類
大豆イソフラボン
食物繊維

食生活もニキビの改善に効果的です。
特にビタミン類はニキビの改善に必須の栄養素です。

ニキビというと、ビタミンB、Cなどが頭に浮かぶと思います。
勿論どちらも積極的に摂りたい栄養素です。
そして、意外にも思えますが、ビタミンAもニキビの改善に重要な役割を持っています。

ビタミンAの働きは
皮膚の粘膜を正常にして、健康的な肌を保つ
という効果があります。

ビタミンAが豊富な食品には
レバーや海藻、緑黄色野菜、魚介類
などがあります。
これらには他のビタミンを豊富に含まれているので、積極的に摂るようにしましょう。

産後はホルモンバランスの乱れによって、ニキビが出来てしまいます。
大豆イソフラボンには女性ホルモンの分泌を促すという働きがあります。
豆腐、納豆、豆乳などの大豆製品を摂るように心がけましょう。

産後は免疫力の低下や水分不足が原因で便秘になりやすいです。
便秘などの胃腸の不調もニキビの要因となってしまいます。

消化の働きを良くして、便秘を改善する食事を意識しましょう。
食物繊維の豊富な食品を摂りましょう。
野菜や果物、穀物、いも類、海藻などに食物繊維は多く含まれています。

「ニキビの改善に効果のある栄養素を含んだ食品」
このように表記してしまうと、色々考えて食べなければいけないという気分になりますよね。
ですが、あまり難しく考える必要はありません。

例としてあげると
五穀米、豆腐とワカメのお味噌汁、魚、レバー等の主食、野菜の副菜、卵やイモの副菜、果物
こういった献立で充分、必要な栄養素は摂取出来ます。
出来れば和食を中心とした食事が理想的ですね。

乾燥を防ぐ

スキンケア
水分補給
室内の加湿

10代に出来る思春期ニキビは、肌の脂分が原因となることが多いです。
ですが産後ニキビを含む大人ニキビは、肌の乾燥が原因とされています。

洗顔後のスキンケアにも注意が必要です。
洗顔の際も、お湯の温度は32度ぐらいにするのが良いです。
温度が高すぎると、肌に必要な脂分まで洗い落してしまい、よけいに肌が乾燥してしまいます。

洗顔後のスキンケアは、しっかりと保湿をすることを心がけて下さい。
産後は赤ちゃんのお世話に追われ、なかなかスキンケアの時間も取れませんよね。
時短ケアアイテムなら、保湿力も高いオールインワンゲルがオススメです。

体内の水分不足の主な原因は、母乳に水分が送られることにあります。
こまめに水を飲むなどで、水分不足を補いましょう。

また、野菜や果物は水分を多く含んでいます。
スムージーや野菜スープなどにすると、沢山摂れるので良いですね。
果物のスムージーを作る際、南国系の果物は体を冷やしてしまうことがあるので注意しましょう。

産後しばらくは、赤ちゃんとお部屋の中で過ごすことがほとんどになります。
その際、室内が乾燥しないように注意しましょう。

乾燥はお母さんの肌だけでなく、赤ちゃんの肌にも良くありません。
加湿器などを使用して、部屋の空気が潤うようにしましょう。
加湿器が無い場合、バスタオルを1枚部屋に干すだけでも加湿効果がありますよ。

産後のニキビは大体1年ほどで治まっていきます。
長引かないようにも、しっかりと改善していくことが大切です。
早く綺麗な肌を取り戻せると良いですね。

産後のニキビがひどい!知っておきたいニキビのメカニズム

産後のニキビがひどくなるのは

・睡眠不足
・乾燥
・栄養不足

産後はホルモンバランスの乱れや肌質の変化でニキビが出来やすくなります。
ただでさえ出来やすいニキビを更にひどくさせてしまう要因は産後の環境です。

夜中の授乳、夜泣きなど、産後のママが最も多く実感するのは睡眠不足です。
肌のターンオーバーを促す成長ホルモンは、睡眠時に多く分泌します。
正確には入眠してから最初の3時間に、深い眠りにつく事でより多くホルモンが分泌されます。

なので、すぐに目を覚ましてしまう、纏まった眠りが取れないという状況は肌のターンオーバーを
遅らせてしまうのです。

母乳育児をしていると、摂取した水分が母乳へと送られるため、母体は水分不足に陥ります。
その結果、肌が乾燥して肌荒れを引き起こしてしまいます。

冬場は特に、赤ちゃんが寒くないように暖房機器を一日中点けている、という事も多いです。
水分不足の肌で乾燥した室内にいれば当然、肌の水分はますます失われてしまいます。

母乳に送られるのは水分だけでなく、摂取した栄養も同じです。
しっかり栄養を摂らなければと意識していても、自身の事は疎かになりがちです。

これらの環境が、ホルモンの変化で敏感になっている肌に、更なる負担となるのです。
その結果、ひどい産後のニキビが繰り返し出来てしまうようになります。

チェックしたい事

・洗顔後の肌がつっぱる感じがする
・肌ケアにかける時間が減った
・イライラする事が多い

産後は確かに肌荒れしやすい時期です。
勿論それには個人差があり、その人自身の生活スタイルでも変わってきます。
産後のニキビがひどいという人に、チェックしてほしい3つの事があります。

洗顔後、肌がつっぱったような感覚はありませんか?
産後の肌は、敏感になっています。
これまで使っていた洗顔料が、肌への刺激になってしまっている可能性があります。
敏感肌用の洗顔料へ変更するようにしてみましょう。

産後、肌ケアの時間が減っていませんか?
おそらく、減っている人が大多数だと思います。
お風呂上りなど、赤ちゃんの着替えやケアに追われ、自分のケアはどうしても後回し+短縮になって
しまいます。
オールインワンの化粧品など、短時間で出来るスキンケア用品への変更がおすすめです。

イライラしていませんか?
慣れない育児、睡眠不足、ホルモンバランスの乱れ……それらはどれも、イライラを引き起こします。

人の体は繊細であり単純です。
何かが欠けたり、乱れたりすればたちまち、心のバランスもおかしくなってしまいます。
心に余裕がなくなると、肌荒れなど体の不調へ繋がっていくのです。

当てはまるものはあったでしょうか?
小さな“違和感”であっても、気付くことがあったなら、改善することをおすすめします。

これ以上悪化させないためには

・リフレッシュの時間を作る
・完璧になりすぎない
・化粧を極力しない

では、ひどいニキビをこれ以上悪化させないために何をすべきでしょうか?
睡眠不足、栄養不足、洗顔や化粧品などを改善出来たなら、心のケアもしてあげましょう。

毎日毎日、赤ちゃんと2人きりの時間を過ごしていると、息が詰まりそうになる時もあると思います。
ママにも息抜きは必要です。
週に2~3時間でも、1人でリフレッシュ出来る時間作りましょう。

旦那さんが休みの日に、少しだけ赤ちゃんを見ててもらう。
市町村のファミリーサポートやベビーシッターさんにお願いする。
実家や義実家に協力してもらう。

赤ちゃんのお世話を頼れる方法はご家庭によって様々だと思います。
赤ちゃんにもママにも安心できる環境が一番ですね。

1人目のお子さんの育児に多いことですが、“完璧なママ”を求めすぎるのは避けましょう。
『育児も家事も完璧で、お洒落も出来て毎日キラキラしてるママ!!』
そんな理想を持つのは悪い事でありません。
ですが、そうなろうとするあまり、ご自身を追い込むのは良くないです。

育児書は参考にするものであって、その通りに進めるものではありません。
家事なんて、多少手抜きをしても、そこまで支障はありません。
上手に自分を甘やかせてあげて下さい。

敏感になっている肌に毎日のように化粧をしてしまうのも、良くはありません。
仕事をしているママは難しいかもしれませんが、出来るだけ化粧を控えるようにしましょう。
例えばスーパーなど、近場への買物なら、化粧はせずにマスクをして出かけるなど工夫をしてみましょう。

皮膚科で治らない?

・ホルモンバランス
・塗り薬
・産婦人科の受診

それでもニキビがひどい、という場合は、一度皮膚科を受診するのをオススメします。
けれど、「ニキビは皮膚科では治らない」という説もあります。
実は「治らない」というのは半分正解といえます。

というのも、ニキビのメカニズムにはホルモンバランスの影響が大きいからだという理由があります。
皮膚科はあくまで皮膚の専門であり、ホルモンの改善をしてくれるわけではないからです。

ですが、表面的な症状をおさえる薬などは処方してもらえます。
受診する際は、「産後ニキビ」であるという事をちゃんと説明しましょう。

肌ではなくホルモンバランスから治したい、という場合は、皮膚科ではなく産婦人科の受診を
してみましょう。
産婦人科なら、ホルモンバランスを整える薬が処方してもらえます。

産後のニキビがひどいと、憂鬱になってしまいますよね。
ですが、改善する方法もある、いつかは治るものである、とあまり悩み過ぎないようにして下さい。

産後ニキビに漢方が効くの?知っておきたい漢方の効能と、オススメ漢方薬3選

漢方のメリット

・副作用が少ない
・体質の改善
・香りにも効果

漢方は、薬効成分を持っている自然の物で作られる、「生薬」を組み合わせた薬です。
自然由来で作られるため、副作用が少ないことが特徴です。
そのため、処方箋がなくても、薬局やドラッグストア、通販などで購入することが可能です。

漢方の働きは、症状の原因から改善していくという効果があります。
患部に直接働きかける西洋薬とは違い、体内を整えるというのが漢方の特性です。
継続して服用する事により、体内環境が変わり、体質の改善が期待できます。

漢方の飲み方は色々あります。
最近では、エキスを粉末状にした物が多いですが、お湯に溶かしてのむ煎じ薬もおすすめです。
お湯を沸かして溶かして飲むという手間は確かに面倒にも思いますね。

ですが、漢方薬からの香りはアロマセラピーの効果もあるとされています。
飲むだけの効果ではなく、その香りにも効果があるということですね。
溶かして飲むという作業も、習慣づければそこまで手間ではありませんよ。

漢方のデメリット

・即効性はない
・飲みにくい
・飲食物の影響を受ける

漢方は体内の環境を整えるという事が主な働きです。
サプリメントなどと同じで、飲み続けることで効果が期待できるものです。

そのため、漢方薬には即効性がないというデメリットがあります。
今すぐニキビを治したい、という場合には効果は実感できないです。

漢方の特徴といえば、独特な匂いです。
しかし、あの匂いが苦手だという人は少なくありません。
煎じ薬の場合ですと、部屋中に漢方の匂いが充満してしまいます。

なかには、香りが出ないように精製された漢方薬もあります
しかし、香りにも薬効成分が含まれているので、香りも同時に服用するほうが効果的ですね。

漢方は自然の成分で出来ています。
その分体に優しく、ゆっくりと効いてくれます。
そのため、他の成分の影響を受けやすいという点があります。

漢方を飲んだ後は、30分~1時間は飲食物は控えた方が良いでしょう。
特にコーヒーやお酒など、刺激の強い飲み物は避けましょう。

産後のニキビに漢方が良いのは

・ホルモンバランスを整える
・体に優しい
・複合的な効果

産後のニキビに漢方が良い理由には、ホルモンバランスを整える効果というのが大きいです。
特に女性は、ホルモンの影響で体質が変わりやすいです。
生理前に肌荒れがひどくなる、というのもホルモンの影響からきています。

漢方の特性である、体質の改善には、ホルモンバランスが大きく関わってきます。
ホルモンバランスの乱れからくるイライラなどの改善にも効果がありますよ。

体に優しいというのも、産後ニキビにおすすめできるポイントです。
妊娠時から産後の授乳期間は、赤ちゃんが薬の影響を受けてしまうので、お母さんが
服用出来る薬には制限がかかってしまいます。

婦人科で処方された薬でも、気になってしまって飲めないという人もいますよね。
天然成分で作られている漢方は、赤ちゃんへの影響が少ないので安心して飲む
ことが出来ます。

ただし、センナ・ダイオウなど、便秘薬として使用される生薬には、赤ちゃんの便がゆるく
なってしまうことがあるので注意しましょう。

症状に直接働きかける西洋薬は、即効性はありますが症状のみに特化して作られている
ものです。
産後ニキビに関していえば、出来たニキビを治すならば西洋薬の方が効果的といえるでしょう。

では、産後ニキビの原因は何でしょうか?
主にあげられるとすれば

・ホルモンバランスの乱れ
・乾燥
・睡眠不足
・免疫力の低下
・栄養不足
・肌質の変化

などがありますね。

ニキビに特化した薬では、これらの症状の改善は望めません。

漢方薬はホルモンバランスを整えるという効果を始め、複数の症状を改善します。
婦人科系の疾患に漢方薬が良いとされるのもそういった理由があります。

おすすめの漢方薬

・荊芥連翹湯(ケイガイレンギョウトウ)
・十味敗毒湯(ジュウミハイドクトウ)
・当帰芍薬散(トウキシャクヤクサン)

比較的体力がある人には、荊芥連翹湯(ケイガイレンギョウトウ)がおすすめです。
主な効果としては、ニキビを始めとした皮膚の炎症を抑え、肌のうるおいを守ります。
また、鼻炎や発熱にも効果がるので、風邪引き始めにも服用できます。

体力が普通の人には、十味敗毒湯(ジュウミハイドクトウ)がおすすめです。
主な効果としては、ニキビなどによる皮膚の腫れを抑え、化膿を防いでくれます。
特に、ニキビが赤く腫れてしまう人には効果的です。

体力があまりない人には、当帰芍薬散(トウキシャクヤクサン)がおすすめです。
主な効果としては、ニキビを始め、血行促進、冷え性、むくみの改善が期待できます。
特にホルモンバランスが乱れやすい産後にはおすすめの漢方薬といえるでしょう。

漢方は、その人自身の体質や症状で効果が変わってきます。
なかなかニキビが改善されないという場合は、漢方の専門医に処方してもらうのもおすすめです。

産後ニキビが治らない!悩むママに伝えたい毎日の過ごし方

産後のニキビで知っておく事

・ホルモンバランスの乱れ
・肌質の変化
・一時的なもの

産後のニキビがなかなか治らないと、毎日が憂鬱ですよね。
けれどそれは、出産を終えたママの通過儀礼のようなものです。
まず、産後のニキビがなぜ出来るのかをしっかり理解しましょう。

妊娠中は、「エストロゲン」と「プロゲステロン」というホルモンが多く分泌されます。
しかし、産後それらは一気に減少し「プロラクチン」というホルモンが増えていきます。
この変化がホルモンバランスを乱し、肌荒れの原因となります。

ホルモンバランスの乱れと同じように、産後は体質、肌質も変化します。
特に、水分不足などが要因で、肌が乾燥肌、敏感肌へと変わる人は多いです。
ニキビ、と聞くと「オイリー肌」のイメージを持つ人も多いと思います。

しかし、産後ニキビを含む大人ニキビは、乾燥肌が原因で発生する事が多いです。
産後のニキビが治らないからと、思春期ニキビ用の洗顔料を使う事は避けましょう。

そして、産後のニキビは治らないものではありません。
確かに繰り返し出来てしまうと、なかなか治らないと思ってしまいます。
しかし産後ニキビは一時的なものであるというのをちゃんと知っておきましょう。

治るまでの期間

・すぐに治るものではない
・平均で一年
・個人差がある

では、産後ニキビはいつになれば治るのでしょうか?
妊娠してから出産まで十月十日。
その間、体内では新しい命を育ててきました。
そして、出産という大仕事を果たすのです。

それだけの仕事を終えた体が、すぐに元に戻るはずはありません。
ゆっくりと時間をかけて、本来の体へと戻っていくのです。

その期間はおよそ、一年ほどといわれています。
言いかえれば、産後一年は、体を回復させるための大切な時間だといえます。
育児に追われて無理をしてしまいがちな時期ではありますが、なるべく自分を労わる時間を
作るようにしましょう。

特に産後の1ヶ月の無理は禁物です。
この時に体を酷使してしまうと、産後の回復が遅くなるだけでなく、更年期の時期などにも
大きな影響が出てきます。

産後ニキビが治るまでの期間には個人差があります。
一般的に、母乳育児を終えられた人は回復が早い傾向があります。
これは、産後に分泌されるホルモン「プロラクチン」が、母乳の分泌を促すからだとされています。

同じ時期に出産していても、回復の期間は様々なのです。
「あの人は綺麗な肌なのに、私はいつまで経ってもニキビが治らない」
などと、悲観的にはならないようにしましょう。

悩み過ぎない

・触らない
・楽観的に
・精神的な安定を

産後のニキビはホルモンバランスが大きく影響しています。
しかし、それが炎症である事はどのニキビでも同じです。

気にして何度も触ったり、無理に潰してしまうなどの行動は、ニキビを悪化させてしまうので、
触らないように気を付けましょう。

ニキビが目立たないようにと、髪の毛で隠してしまったり、ファンデーションやコンシーラーを
何度も塗るのも良くないです。
肌を清潔にし、しっかりと保湿をする事が大切です。

ニキビが出来てしまうと、どうしても憂鬱になってしまいます。
それも繰り返し繰り返し出来てしまうと
「もう一生このままなのかな」
とネガティブになってしまいますよね。

ですが、それでストレスを感じていたら、ますますニキビは治らないです。
「そのうち治る」
ていどの感覚で、楽観的に過ごせるよう心掛けて下さい。

悩み過ぎは体に毒です。
極端な話になりますが、ただ悩んでいるだけでは何も解決しません。
むしろどんどん、自身を追い詰めていくだけです。

気分転換をする。
リラックス出来る音楽を聴く。
睡眠をとる。
など、精神的に安定出来る方法を見つけましょう。

漢方を試してみる

 

・清上防風湯(セイジョウボウフウトウ)
・十味敗毒湯(ジュウミハイドクトウ)
・加味逍遥散(カミショウヨウサン)

治らないニキビには、漢方を試してみるという方法もあります。
漢方薬は特に、婦人科系の病気に強いとされています。
産後ニキビの改善が期待できる漢方を体質別にご紹介します。

<清上防風湯>
 体力のある人向けの漢方です。
 赤く腫れたニキビを抑える効果があります。
 赤ら顔やのぼせやすい人にもおすすめです。
 副作用としては、胃の不快感や便秘、下痢などがあります。
 胃腸が弱い方は服用を避けましょう。

<十味敗毒湯>
 体力が並の人向けの漢方です。
 ニキビが赤くなったり、化膿してしまうのを抑えます。
 皮膚が荒れやすい人におすすめです。
 副作用としては、肝障害による倦怠感、吐き気などを起こす事があります。

<加味逍遥散>
 体力があまり無い人向けの漢方です。
 主に、精神を安定させる効果があります。
 ストレスでニキビが出来てしまう、という人におすすめです。
 副作用としては、気分の不快感、他の薬と併用する事でアレルギー反応が起こることがあります。

症状に直接作用する西洋薬とは違い、漢方は症状の原因を取り除く効果があります。
ホルモンのバランス、精神的なストレスなど、複数の要因からくる、産後ニキビには適している
といえるでしょう。

漢方はドラッグストアなどで簡単に購入する事が出来ます。
けれど、自分の体質に合ったものを確実に見つけたい、という場合は漢方薬専門のお店などで
相談してみると良いでしょう。

産後ニキビは体にも出来やすい!体に出来たイヤなニキビの対策法

産後の体の変化

・ホルモンバランス
・乾燥
・ストレス

妊娠中は女性ホルモンのエストロゲンとプロゲステロンが大量に分泌されます。
これらのホルモンには、お腹の中で赤ちゃんを育てるため、母親となる体を作るための
大切な役割があります。

産後、これらのホルモンは急激に減少してしまいます。
その代わり、母乳を作るホルモン、プロラクチンが大量に分泌されるようになります。
このホルモンバランスの乱れが、産後ニキビを生み出してしまう体の変化です。

ホルモンバランスの乱れによって体質が変わり、乾燥しやすい敏感肌になる人は多いです。
また、体内の水分が母乳へと送られるので、体は慢性的な水分不足に陥ります。

10代に出来る思春期ニキビのほとんどは、肌の脂分が原因です。
しかし、産後ニキビを含む大人ニキビは乾燥肌が原因とされることが多いです。

また、産後ニキビは顏だけでなく、体にも出来やすいのが特徴です。
これは、産後の体質の変化が体全体に起こっているのが理由です。
産後、全身にかゆみがあるという場合も、乾燥が原因であることが考えられます。

ホルモンバランス、乾燥と併発して起こるのがストレスです。
慣れない育児に追われる毎日は、少なからずストレスとなってしまいます。
ストレスに気付いていない人でも、体が感じる負担は同じです。
気付かないうちに溜まったストレスは、体へのニキビを引き起こす原因となります。

体に出来るニキビ

・背中
・お尻
・胸

背中は自分で見ることが出来ないため、充分なケアが出来ない場所です。
気が付けば大きなニキビが出来ていた、なんてこともめずらしくはありません。
特に産後は、自分の体を気遣う余裕が無くなります。

赤ちゃんとお風呂に入る時なんて、自分の体はサーッと洗って済ませてしまいますよね。
体を拭くときも、パパパッと拭いて終わり、という人は多いのではないでしょうか。
しっかり背中を拭かないまま、服を着てしまうこともありますよね。

実は背中は汗をかきやすく、ニキビが出来やすい場所でもあります。
ですが、なかなかケアはしにくいという点がよけいにニキビを発生させてしまうのです。

産後のお尻ニキビに悩む人は多いです。
お尻にニキビが出来る原因としては、刺激や蒸れが主に挙げられます。

産後は数時間おきの授乳で、赤ちゃんを抱いて座るという体勢を作る事が多くなります。
一回の授乳で20~30分前後、一日に6~8回、毎日繰り返されます。
実はこの体勢は、お尻への大きな刺激となってしまいます。

また、産後は冷えの防止や骨盤周りのケアのため、タイツやパンツを重ねることがあります。
通気性の悪いタイツは、お尻の蒸れを引き起こしてしまいます。
蒸れが原因で雑菌が繁殖するとニキビが出来やすい状態になってしまうのです。

胸のニキビに悩む人も多いです。
特にデコルテラインにニキビが出来てしまうと、着る服も悩みますよね。

産後は授乳のため、頻繁に胸を出す、触ってしまうということが増えてしまいます。
一日に何度も繰り返すこの動作は、どうしても胸元に刺激を与えてしまいます。

また、胸は元々皮脂が多く、汗をかきやすい場所です。
頻繁に胸に触れてしまうこと、母乳などの汚れは、ニキビを作らせる原因となります。

産後ニキビの体ケア

・ボディタオル
・ボディソープ
・洗う順番

体を洗う時に使用するボディタオルはどんなものを使っていますか?
よく見かけるのボディタオルはナイロン製のものが多いですよね。
しかし、ナイロン製のボディタオルは敏感肌には摩擦が強すぎて、肌を傷付けてしまいます。

綿や木綿の素材で出来た、柔らかいボディタオルを使うのがおすすめです。
ボディスポンジなどで洗うのも良いですね。

私はボディタオルを使用する派ですが、「体も手で洗うもの」と推奨する方もいます。
ご自身にあった物が一番ですが、肌を傷つけてしまう素材は避けるようにしましょう。

ボディソープに関しても、刺激の少ないものを選びましょう。
最近はボディソープも沢山種類があるので、どれが良いか悩みますよね。
赤ちゃんの肌にも使える、と表示があるものを選んでみると良いでしょう。
赤ちゃんにも自分にも使える、となると経済的にも優しいですよね。

加えて、忙しいお風呂タイムだからこそおすすめしたいのは、泡タイプのボディーソープです。
敏感な肌に刺激は大敵です。
理想としてはたっぷりの泡で優しく体を洗うというのが一番です。

液体タイプのボディーソープだと、泡立てるという作業が必要となってしまいます。
それぐらいの手間……と思う人もいるかもしれません。
ですが、赤ちゃんと一緒のお風呂タイムは、その手間も大きな負担になってしまいます。

泡タイプのボディソープは手に取った状態ですぐに赤ちゃんを洗うこともできます。
自分の体を洗う時も、手に取ってすぐに洗えるので、便利ですよ。

お風呂で洗う順番ですが、まずは頭を洗うようにして下さい。
シャンプーやトリートメントのすすぎ残しがあると、顔や背中に流れてきます。
髪と頭皮を洗う洗浄成分は肌には良くない刺激となるものもあります。

また、流れてきた洗い残しには、皮脂汚れなどが付着していることも考えられます。
特に背中など、ケアがしにくい場所は、そのまま残ってニキビが作られる原因になるという
こともあります。

掃除でもそうですが、高い場所から綺麗にしていくという方法を取りますよね。
体の順番も同じです。
頭→顏→体
の順で洗って、洗い残しがないようにしましょう。

体のためのニキビ対策

・睡眠
・ボディケア
・リフレッシュ

睡眠不足は、体に感じやすい負担でもあります。
特に産後は、赤ちゃんのお世話に睡眠不足になりやすい時期です。
睡眠欲は人間の三大欲求の1つでもあります。

体が睡眠を必要としてる、と分かったらなるべく睡眠時間を確保するようにしましょう。
確かに、赤ちゃんとの生活は自由な睡眠時間は取れません。
ゆっくりと眠りたい夜も、授乳の時間に起きる必要があります。
夜泣きなどがあるとますます眠れませんよね。

改善策として出来るのは、昼間に赤ちゃんと一緒に眠る方法です。
赤ちゃんが寝てる間に家事を、と思うお母さんも多いです。
ですが、優先順位は体のケアです。
家事は最低限にして、休める時は休むようにしましょう。

お風呂上がりに、顏だけでなくボディケアをすることも大切です。
スキンケアもやっとなのに、そんな時間あるわけない、と思われるかもしれません。
確かになかなか時間は取れないですよね。

これは私のやり方ですが、赤ちゃんと一緒にスキンシップをしながらのケアをオススメします。
顔同様、体に必要なのも保湿です。
そして、産後の体も敏感になっています。

使用するボディクリームは、赤ちゃんにも使えるタイプのベビーローションなどにしましょう。
赤ちゃんのお風呂上りにも、乾燥防止で塗ることがありますよね。
この時に赤ちゃんに塗りながら、自分の体にも塗っていきます。

特にねんねの時期の赤ちゃんは、胸やお腹へのボディタッチなどを喜んでくれます。
赤ちゃんと同じボディクリームを使うことで、安心して触れ合うことができます。
赤ちゃんの肌ケア+自分のボディケア+赤ちゃんとのスキンシップ遊び
これが一気に出来るので、ぜひ実践してみてください。

ストレスを溜めないために、定期的にリフレッシュをするようにしましょう。
ワンオペ育児なんて言葉もありますが、リフレッシュが必要な時は無理せず、
周りを頼るようにして下さい。

・旦那さんが休みの日には、数時間赤ちゃんを任せて1人の時間を作る
・ベビーシッターや一時保育を利用する
・実家が近ければ、協力してもらう

人によって生活スタイルが違いますから、方法は色々だと思います。
「1人の時間が欲しいなんて、母親失格だ」
と、自分を責めてしまう人もいるかもしれません。

ですが、そんなことを思う必要はありません。
24時間毎日ずっと、赤ちゃんと一緒なのです。
たまに1人の時間が欲しくなるのは何もおかしくありません。

そうしたお母さんのリフレッシュのために、サポートに力をいれている市町村もあります。
お母さんが元気で健康であることが、赤ちゃんにとっては一番良い環境なのです。
ストレスで壊れてしまう前に、リフレッシュの時間を作って下さいね。

産後ニキビが辛い……繰り返すあごニキビの原因って?

あごニキビのタイプ

・ホルモンバランス
・ストレス
・角化異常
・硬結ニキビ

あご~頬に向かってフェイスラインに出来るニキビは、ホルモンの影響が大きく関係しています。
俗に言う「大人ニキビ」はこのタイプが多いです。
生理前になると、フェイスラインにニキビが出来るのも、ホルモンの乱れが影響しています。

あご~首にかけて出来るニキビは、ストレスから起こる、自律神経の乱れなどの影響が大きいです。
それに伴いリンパの流れが悪くなり、ニキビが繰り返し出来てしまうことになります。

全体に出来るタイプのニキビは、乾燥などが原因で肌のターンオーバーが乱れることで起こります。
また、毛穴が詰まりやすくなり、毛穴に黒ずみなどが出ることもあります。

硬結タイプとは、芯のようなしこりがある赤く腫れたニキビの事をいいます。
繰り返し同じ場所に出来てしまうニキビが、肌の奥にまで炎症を起こしてしまう事が原因です。

あごニキビは特に繰り返し起こりやすい場所です。
最初は小さなニキビがポツポツと出来ることが多いです。
繰り返し出来る事で、しこりのある硬結タイプのニキビが増えていきます。

気にして触ったり、潰したりしてしまうとさらに悪化し、ケロイドのようになってしまいます。
頬づえを付く、口元を頻繁に拭うなどの癖がある人は特に繰り返しニキビが悪化しやすいです。

産後のあごニキビの原因

・ホルモンバランスの乱れ
・ストレスなどによる胃腸の負担
・水分不足

妊娠中に分泌されていた「エストロゲン」「プロゲステロン」というホルモンは産後に
一気に減少します。
その代わりに、母乳の促す成分「プロラクチン」が新しく分泌されます。

この変化がホルモンバランスの乱れとして産後ニキビを発生させてしまうのです。
産後の身体が完全に回復するのには、平均1年ほどかかるとされます。
産後ニキビもそれに合わせて治まっていくのが一般的です。

産後は体内だけでなく、身の周りの環境もガラリと変化します。
赤ちゃんの授乳サイクルや夜泣きで、睡眠不足になる事も多いです。
また、母乳に栄養が運ばれるため栄養不足にもなりやすいです。

それらに加え、毎日の育児に追われる日々はどうしてもストレスを感じやすくなってしまいます。
ただでさえ万全でない体調にストレスが重なれば、胃腸に影響が出てしまう事が多いです。
産後、便秘や下痢が続く、胃痛がする、という症状はストレスが大きく関係していると考えられます。

産後に関わらず「あごのニキビは胃腸の病気」といわれる事があるのも、腸に溜まった毒素が
ニキビの症状となってあごに出るからだとされています。

また、栄養だけでなく水分も母乳に送られるため、産後の肌は乾燥しやすくなっています。
特に冬など空気が乾燥している時期は、産後ニキビが出来やすいので、保湿を心がける事
が大切です。

あごニキビが出来やすい理由

・乾燥しやすい
・触ってしまう
・スキンケア不足

あごや口元は、とくに乾燥しやすい部分です。
肌がテカリやすいTゾーンは額から鼻筋のラインですが、このゾーンは皮脂の分泌量が多いです。

反対に耳の下から顎までのフェイスラインはUゾーンといわれ、このゾーンは皮脂の
分泌が少ないです。
特にあごはUゾーンの中心にあるため、乾燥しやすいのですね。

ニキビが出来ると、どうしても気になってしまいますよね。
あごのニキビは大きくなりやすく、そうなるとついつい触ってしまうことが多いです。
しこりを潰してしまう人もいるのではないでしょうか。

ニキビは炎症なので、触りすぎると刺激になってしまいます。
なかなか治らなかったり、さらに炎症をおこししてしまい、繰り返しニキビの原因となるのです。

産後は自分にかけられる時間がグンと少なくなってしまいます。
お風呂上りなど、赤ちゃんの世話が優先になり、スキンケアは後回し、時間も短くなりがちです。

それだけでなく、あご部分は日頃からもスキンケアが不足しがちな場所です。
頬や目元、テカリやすい額や鼻筋などは、皆、入念に化粧水をつけますよね。

本来なら、乾燥しやすいあごも入念にするべきですよね。
ですが、人の手の形、スキンケアの流れからも、あごは不十分になりやすい位置なのです。
スキンケアの際は、あごのケアも意識して行うと良いですね。

あごニキビの対策

・睡眠を摂る
・亜鉛、ビタミン、食物繊維
・リンパマッサージ

睡眠は体調不良やストレスのきっかけになります。
また、肌のターンオーバーを促す成長ホルモンは、睡眠時に多く分泌されます。

ですが、産後は育児で寝不足になってしまいがちです。
特に新生児期~3ケ月頃までは、夜間の授乳などで睡眠時間も間隔も短くなります。
少しでも睡眠時間を確保するよう、日中でも赤ちゃんと一緒に寝る時間を作りましょう。

食事の面では、食物繊維、ビタミン類、亜鉛などを積極的に摂るようにしましょう。
魚介類やレバー、フルーツに野菜、大豆製品などをバランスよく摂ることで、栄養不足も解消されます。
理想としては、和食中心の食事が良いでしょう。
脂っこいもの、糖分の摂りすぎなどにも注意しましょう。

フェイスラインのニキビは、リンパの流れが悪くなっている影響もあります。
顏周りのリンパ節をほぐして流れを良くしてあげましょう。

耳の付け根の窪みを軽く押して、リンパ節を意識しながら順に鎖骨の窪みの方まで押していきましょう。
詰まりのようなものを感じる箇所があれば、念入りにほぐします。

最後は、両手を軽く握り顎の下にあてます(頬づえをつく感じで両手はこぶしを作ります)
そのまま、親指の腹と人差し指、中指の背でフェイスラインを軽く挟むようにします。
あごから耳の付け根に向かってマッサージしていきましょう。

あごのニキビは繰り返し出来やすく、悪化もしやすい場所です。
手に負えないほどひどくなってしまわないよう、日ごろの対策を心がけましょう。

産後のニキビは乾燥肌が原因だった!どうして産後は乾燥肌になるの?

産後は乾燥肌になる

・ホルモンバランスの乱れ
・水分不足
・睡眠不足

妊娠中は、エストロゲンとプロゲストロンというホルモンが分泌されます。
これらのホルモンの働きは、

・胎盤の形成
・子宮内膜の安定
・乳腺の形成

などがあり、妊娠を継続させるうえでの大切な役割をもっています。

産後は、元の体に戻そうとするため、2つのホルモンは一気に減少します。
そして、母乳の分泌を促すプロラクチンというホルモンが分泌されるようになります。
この急激な変化がホルモンバランスの乱れとなってしまいます。

生理前に肌が荒れる、というのもホルモンバランスの乱れが影響しています。
ホルモンの乱れは、肌の再生機能も乱してしまいます。
そのため、肌の角質層が厚くなり、乾燥肌になってしまいます。

体内の水分不足も乾燥の原因になります。
産後の体は、母乳を沢山作ろうとして、体内の栄養素をどんどん胸へと送ります。
その時、体内の水分も母乳へと運ばれることになります。

産後、便秘に悩むという人も多いですが、これも体内の水分不足が原因となっています。
便秘などの胃腸のトラブルもニキビの元です。
水分不足は乾燥だけでなく、体の不調の要因となってしまいます。

産後の悩みとして最も多いのが睡眠不足です。
肌の再生機能は睡眠時に最も促進されます。
寝不足が続いてしまうと、乾燥による肌荒れなどを引き起こします。

産後の乾燥肌を加速させるもの

・室内の乾燥
・スキンケア不足
・ストレス

ただでさえ、産後の肌は乾燥しています。
この時期に更に肌にダメージを与えてしまわないよう注意しましょう。

特に気をつけたいのは室内の乾燥です。
これは、お母さんだけでなく赤ちゃんの肌にも影響が出てしまいます。

産後数ヶ月は、一日のほとんどを室内で過ごすことになります。
この時に室内が乾燥していると、お母さんと赤ちゃんの肌は常に乾燥した空気に
触れ続けることになります。
加湿器などで部屋の空気を潤すようにしましょう。

特に冬場は乾燥しやすい時期です。
暖房やストーブを使うと、さらに空気は乾燥します。
加湿器がないという場合は、濡れたタオルを干しておくだけでも加湿効果があるとされています。

私は、赤ちゃんの服やタオルなどは部屋干しをしていました。
冬場は外での洗濯物が乾きにくいというのもあり、石油ストーブを室内で焚いていました。
そのおかげか、冬生まれの子がいますが、乾燥トラブルに悩まされることはなかったです。

乾燥肌は保湿ケアをしっかりとすることで改善できます。
しかし、赤ちゃん中心の毎日では、ゆっくりとスキンケアの時間は取れません。
これまでと変わらない時間をスキンケアにかけている、という人はほとんどいないと思います。
こうしたスキンケア不足は、やはり乾燥肌を加速させてしまいます。

また、ストレスからくる肌荒れによる乾燥も起こります。
睡眠不足もそうですが、なかなか思うようにいかない育児は、どうしてもストレスが
貯まりやすくなります。

そこまでストレスを感じていない、と思っていても、肌には正直に現れてしまいます。
ストレスと乾燥肌も切り離せない関係なのです。

乾燥肌のケア

・洗顔
・スキンケア
・敏感肌用の化粧品

洗顔は肌の余分な皮脂や汚れを落とすために大切なことです。
しかし、洗顔法を1つ間違うと、余計に肌トラブルを引き起こしてしまいます。

まず、洗顔のお湯の温度ですが、32度前後のぬるま湯が理想です。
肌の皮脂汚れは30度以上で溶け出します。
しかし、温度が高すぎると、肌に必要な皮脂まで流してしまいます。
熱いお湯で顏を洗った後、突っ張った感じがあるのはそのせいです。

肌を綺麗にしたいからと、一日に何度も洗顔をすることも乾燥の原因になります。
夜は洗顔料を使い丁寧に洗顔しましょう。
朝の洗顔は、ぬるま湯で流すだけで充分とされています。
何度も洗顔料を使うと、肌の潤いまで逃がしてしまいます。

スキンケアの時間が充分に取れないとは、育児をしている以上はどうしようもない
かもしれません。
特に旦那さんの帰宅が遅く、ほぼ1人で子育てをしているというお母さんには自分の
時間がほとんどないですよね。
対策としては、時短スキンケアに切り替えることです。

産後におすすめとされるのはオールインワンゲルです。
1本でスキンケアが出来るので、忙しいお母さんにはぴったりにの商品といえるでしょう。

スキンケア化粧品は洗顔料は、敏感肌用のものにしましょう。
産後ニキビがひどいからと、思春期ニキビ用の洗顔料を使おうとする人もいます。
しかし、10代向けの洗顔料は脂分を落す成分が多く、大人には乾燥を促す要因となります。

産後ニキビを含む大人ニキビは乾燥が大きな原因となっています。
使用するのは、敏感肌用のものを選んで下さい。

乾燥肌の対策

・食生活
・肌への刺激
・睡眠

肌の乾燥を防ぐためには食生活も大切です。
では、産後の肌に良い栄養素とは何があるでしょう?

・ビタミンA
・ビタミンB群
・ビタミンC
・ビタミンE
・食物繊維
・大豆イソフラボン

ザっと挙げただけでもこれらのものがあります。
では、これらを含む食品となるとどうでしょうか?
色々ありすぎてよく分からない、という人もいると思います。

確かに、必要な栄養素をあれこれと考えて食事をするのは大変です。
要は、栄養バランスの取れた食事を心がければ良いのです。

・野菜たっぷりのスープや味噌汁
・魚などの主食
・納豆、卵、レバーなどのおかず
・フルーツ

こうした食事だけで、充分に必要な栄養は摂ることが出来ます。
ゆっくりと食事をする時間もなかなかとれない時期です。
簡単なものでもいいので、栄養バランスの取れた食事を意識しましょう。

肌への刺激を防ぐのも乾燥肌への対策になります。
敏感になった肌は少しの刺激さえもダメージになってしまいます。

ニキビがを隠したいからと、髪の毛やマスクで覆っていませんか?
髪の毛やマスクの繊維がニキビの箇所に当たると余計に悪化してしまいます。
ニキビが出来た場所はなるべく物が触れないように気を付けましょう。

そして、やはり睡眠は大切です。
乾燥肌を改善するためには、肌の再生能力を活発化させる必要があります。

主に肌のゴールデンタイムといわれるのは深夜帯になります。
ですが、夜泣きや授乳で深夜にゆっくり寝られないのが現実ですよね。

最近になって分かったことですが、肌の再生機能の働きは入眠後3時間までがより
活発だとされています。
睡眠時間が短くとも、質の良い眠りを作れるようにしましょう。
入眠前にストレッチなどで血行を良くすると、寝付きがよくなりますよ。

夜の睡眠がなかなかとれない時は、昼間、赤ちゃんと一緒にお昼寝しましょう。
お母さんがイライラしていると、それが赤ちゃんに伝わるといわれます。
リラックスした気持ちで、赤ちゃんとの時間を過ごしましょう。

産後のニキビは皮膚科で治らない?皮膚科の受診のポイントは?

ニキビの種類

・白ニキビ
・黒ニキビ
・赤ニキビ
・黄ニキビ

白ニキビは、見た目では殆ど目立ちません。
触ると、プツプツとしているので、少し気になる程度の状態です。
ニキビは潰さない方がいい、というのは通説ですが、この時点なら潰しても痕は残りません。

白ニキビはいわば、ニキビの出来始め、といったところですね。
その後、毛穴に詰まった皮脂が肌の表面に出てきます。
皮脂は空気に触れると酸化するため、黒ニキビになります。

黒ニキビも、毛穴に皮脂が詰まっているという状態なので、潰しても痕が残る可能性は低いです。
ただ、気にして触りすぎたりしてしまうと、炎症をおこしてしまうことがあるので注意しましょう。

一般的に炎症を起こしているニキビとは、赤ニキビや黄ニキビを指します。
赤ニキビは、腫れや痛みがあり、硬結といわれるしこりがあります。
指で触るなどの刺激で更に悪化することがあります。

赤ニキビが悪化すると、芯に膿を持つ、黄ニキビになります。
痛みがあり、見た目にも目立つので、どうしても気になってしまいます。
黄ニキビは潰してしまうと痕が残る可能性がとても高いです。

黄ニキビは、下手に触ったりすることは絶対に避けてください。
市販の薬でも効果が期待できない可能性があるので、気になる時は皮膚科を受診しましょう。

産後ニキビは皮膚科で治るのか

・薬の効果
・ニキビの原因を治すわけではない
・漢方

産後ニキビは皮膚科で治らない、といわれることがあります。
その理由は、産後ニキビはホルモンの乱れからきていることが考えられます。
その為、産後ニキビの相談に「産婦人科」を訪ねる方もおられます。

産婦人科を受診すると、ホルモンの薬を処方されることが多いです。
授乳中は薬はNGという意識があるため、産婦人科なら安心出来るという場合もありますね。

ですが、皮膚科に行っても意味がないわけではありません。
皮膚科を受診すると、ニキビの箇所に塗る軟膏を処方してもらえます。
これは、ニキビの炎症を抑える効果があります。

皮膚科は皮膚の治療を専門としているので、あくまで「ニキビ」の治療になってしまうのです。

つまり、皮膚科で処方される薬はニキビ自体に効果はあっても、その原因を治すものでは
ありません。
今出来ているニキビが治っても、またすぐにニキビが出てきてしまう可能性が高いのです。

ホルモンの乱れ、胃腸機能の改善、自律神経を整えるなど、産後ニキビを原因から
治したい場合は、漢方薬がおすすめです。
漢方薬はドラッグストアなどでも購入出来ます。

皮膚科でも、産後ニキビで受診すると漢方薬を処方してくれるところもあります。
近くの皮膚科を調べてみて、事前に聞いてみると良いですね。

皮膚科に行くポイント

・硬結ニキビ
・肥厚性瘢痕(ひこうせいはんこん)
・ケロイド

思春期ニキビ、大人ニキビ、産後ニキビ、どのタイプでも、ニキビで皮膚科に行くという人
はあまりいません。
ニキビはそのうち治る、という認識があることがその理由だと思います。

ですが、炎症を起こし悪化していくようならば、皮膚科を受診することをオススメします。
その見極めとしては、個人差がありますが、よく触ってしまう癖のあるかたは、
早めに行くほうが良いですね。

炎症を起こし赤く腫れあがるニキビは、硬結ニキビと呼ばれ、硬いしこりがあります。
この段階は、炎症の初期段階とされます。
皮膚科を受診するほどではありませんが、気になる場合は炎症を抑える薬を貰うと
早く治す事が出来ます。

通常なら、硬結タイプのニキビは時間が経つにつれ治っていきます。
触りすぎたり、潰してしまうなど、ニキビの炎症に刺激を与えると、悪化してひどくなってしまうのです。

ケガの傷口を触ったり、かさぶたを無理に剥がしたりすると、余計にひどくなりますよね。
それと同じです。

肥厚性瘢痕(ひこうせいはんこん)もケロイドも皮膚が赤く腫れあがる、という点は同じです。
肥厚性瘢痕(ひこうせいはんこん)の傷は、痕が残りますが年月をかけて腫れは徐々に治まっていきます。
ケロイドは、腫れあがった傷がいつまでも治まらず、正常な肌組織にまで広がっていくことがあります。

どちらの状態も、自然治癒は期待できません。
ニキビがミミズ腫れのように赤く腫れあがってきたら、すぐに皮膚科を受診しましょう。

皮膚科で行われる治療

・レーザー治療
・切開手術
・ケミカルキーピング

薬では治らないほど悪化したニキビは、専門の器具で治療する方法もあります。
ただ、時間や費用、身体への影響を考えると、授乳中の時期は避けるほうが良いでしょう。

レーザー治療は患部に光をあてる治療法です。
肌が本来持つ再生能力を働かせる効果があります。
自然治癒よりも早く治せ、皮膚を傷付けることはないため、安全性が高い治療法です。

切開手術は、悪化したニキビの素、しこりを切除する方法です。
皮膚を切って縫合するので、痕が残ることがあります。

また、ケロイド状のニキビなど、周りの皮膚にまで広がっている場合は、広範囲の切除になります。
小さな痕であってもやはり顏は目立ちます。
そのため、最近はニキビの切開手術を行う病院は少なくなっています。

ケミカルキーピングとは、皮膚の表面に酸性の薬を塗り、肌の老廃物や、ニキビの菌を除去する方法です。
古い角質をはがれやすくして、肌の再生能力を高める効果もあります。

悪化したニキビだけでなく、白ニキビや黒ニキビにも効果があります。
まだニキビの出来ていない肌には、ニキビ予防の効果があるとされています。

ケミカルキーピング法は、どの状態のニキビにも効果があり、予防もしてくれるというわけですね。
肌の再生能力を高めるので、ニキビ痕にも効果が期待できます。

エステなどでもケミカルキーピングは行われていますが、美容目的の施術のため、
皮膚科の治療とは異なります。
ニキビの治療に効果のある酸の濃度を扱えるのは、皮膚科などの医療機関に限ります。
ニキビの治療を目的とする時は、皮膚科で施術してもらいましょう。

ケミカルキーピングやレーザー治療は、効果はありますが、綺麗になるまで何度が通うことになります。
保険適用外なので、1回の施術で数万円と高額になってしまいます。
出来れば、このような治療が必要となる前に自宅ケアか、薬で治すことが望ましいですね。

産後の顏のニキビにうんざり!繰り返さない対策は?

産後の変化

・出産直後
・睡眠不足
・疲労

出産直後、「肌が綺麗になった」と思う人は多いです。
実際私も、産後すぐの写真を見ると、素っぴんにも関わらず肌がツヤツヤしていました。
これは、出産の時に血液などの体液と共に体内の悪いものも一緒に出ていくからでは
ないかといわています。
出産は最大のデトックスという言葉があるのも納得できますね。

しかし残念ながらこの産後効果は長くは続きません。
人により個人差はありますが、産後1カ月が経つころになると、今度は顏の肌荒れが
目立つようになります。
これには、体内で起こる変化だけでなく、産後特有の生活の変化も原因になっています。

まずは、産後の生活に必ず存在しているのは赤ちゃんです。
生まれたばかりの赤ちゃんは当然、自分では何も出来ません。
食事も昼夜問わず3~4時間おきにミルクやおっぱいを与える必要があります。
夜泣きで起こされる、ということもあるでしょう。

そうした生活を毎日続けるわけですから、当然お母さんは睡眠不足になってしまいます。
寝ている時でも、赤ちゃんのちょっとした動きですぐに目が覚めるという人も多いです。
無意識であっても、母親になった女性は、常に赤ちゃんへと神経が向いてしまいます。
産後は深くゆっくり眠るということが殆ど出来ない状況といえるでしょう。

睡眠不足に限らず、赤ちゃんのお世話にお母さんは毎日追われています。
特に初産の場合、慣れないことばかりで精神的にも余裕がありません。
24時間赤ちゃんと一緒、自分の時間なんてない、そんな毎日が繰り返されるわけです。

慣れない育児に追われ、寝不足が続くと、体に疲労がたまります。
疲労がたまれば、肌の免疫力も低下してしまいます。

産後の環境はただでさえ肌荒れを引き起こしやすい状態といえるでしょう。
それにくわえて、顏にニキビが出来てしまうもとも存在します。
産後の顏ニキビが出来るもとは何があるのでしょうか。

顏にできるニキビ

・ホルモンバランスの乱れ
・乾燥
・ストレス

妊娠中と産後で起こる体内の変化には、ホルモンの分泌があります。
妊娠中は、エストロゲン、プロゲストロンという2つの女性ホルモンが大量に分泌されます。
この2つのホルモンは、妊娠を継続するための重要な役割をもっています。

産後、2つのホルモンは一気に減少してしまいます。
そうして今度は、プロラクチンという、母乳の分泌を促すホルモンが増えていきます。

この一連の流れが、ホルモンバランスの乱れとなり、ニキビを引き起こしてしまうのです。
生理前などに、顏にニキビが出来る、という場合もホルモンバランスの乱れが原因になっています。

ホルモンバランスが乱れると、肌の免疫力も低下します。
免疫力が低下すると、肌の再生能力も衰えます。
結果、肌のバリア機能が損なわれ、乾燥肌になってしまいます。

肌が乾燥すると、毛穴は小さく細くなっていきます。
そのため、少量の皮脂であっても詰まりやすくなります。
この毛穴に詰まった皮脂がニキビを生み出してしまうのです。

乾燥肌の原因としては、他にも水分不足が挙げられます。
産後、体内の栄養は、どんどん母乳へと送られます。
この時、体内の水分も一緒に母乳に送られていきます。
そのため、産後の体は慢性的な水分不足になっています。

また、産後は寝不足や育児疲れなどでストレスが溜まりやすい状態でもあります。
ストレスは肌の敵という言葉がありますが、産後でもそれは同じです。

産後の肌はホルモンバランスの乱れや乾燥により、とても弱くなっています。
そこにストレスも加わってしまうと、さらに肌へ悪影響となります。

結果として、産後の顏にニキビが沢山出来る条件が揃ってしまいます。
顔に出来たニキビの対策としては、肌のケアが重要になっていきます。

産後の肌のケア

・洗顔
・保湿
・刺激

肌を清潔に保つには、洗顔はとても重要です。
洗顔料はしっかりと泡立て、肌を優しく包むようにして洗っていきましょう。

洗顔に使うお湯は32度前後のぬるま湯にしましょう。
お湯の温度が高すぎると、肌の潤いに必要な皮脂まで流してしまいます。

頻繁に顏を洗うことも、肌を乾燥させる原因となります。
特に汚れていなければ、朝の洗顔はぬるま湯だけで済ますようにしましょう。

洗顔後にしっかりと保湿をすることも重要です。
産後は育児に追われ、スキンケアにゆっくりと時間をかけることも難しいです。

産後のスキンケア用品としておすすめしたいのはオールインワンゲルです。
オールインワンなので、1本でスキンケアが完了するので、時短になります。
ゲルタイプは、保湿成分も優れているので、肌の潤いを保ってくれます。

乾燥肌は、バリア機能が損なわれているため刺激にも敏感になってしまいます。
ニキビが出来た箇所を気にして触ってしまわないように注意しましょう。
髪の毛、マスクの繊維なども、弱った肌には強い刺激となります。

ストレスをためないために

・睡眠をとる
・家事を減らす
・リフレッシュ

ストレスをためない工夫も必要です。
少しでも睡眠時間を取るようにしましょう。

赤ちゃんが寝ている時間には、一緒に寝るよう心がけましょう。
寝る前にストレッチをすると、血行をの流れが良くなり、寝付きが良くなりますよ。
レッグウォーマなどで足首を温めるのも良いですね。

日中でも、赤ちゃんのお昼寝時間に合わせて一緒に眠る時間を作りましょう。
家事も最低限で済ませて、体を休める事を優先にしてください。

自分の好きなことを出来る時間、息抜きの時間を作り、リフレッシュするようにしましょう。
人によってリフレッシュの方法は様々です。
自分がリフレッシュ出来る環境を作るようにして下さい。

顔にニキビが出来ると、気分も憂鬱になってしまいますよね。
ですが、あまり深刻に考え過ぎるのもよくありません。
肌のケアをしつつ、「そのうち治る」と楽な気持ちで向き合いましょう。

産後のニキビが頬に出来やすいのは何で?理由と対策を解説!

産後に出来る頬ニキビ

・乾燥
・ホルモンバランス
・寝不足

頬のニキビ、それも頬骨の辺りに出来るニキビが産後に増えた方は多いのではないでしょうか。
元より頬骨の上は他よりも乾燥しやすくなっています。
産後は、水分不足などで乾燥肌、敏感肌になる人が多いです。
そのため、頬骨辺りの皮膚はより過敏になり、ニキビが出来てしまう原因になります。

妊娠中は、女性ホルモンのエストロゲンとプロゲステロンという成分が多く分泌します。
しかし出産後は、母乳を作るためのプロラクチンという成分が大量に分泌されるようになります。
妊娠中→産後の女性ホルモンの急激な変化は、ホルモンバランスの乱れとして体に影響していきます。

例えば生理前から生理中にかけて、肌が荒れたりイライラしたり、という事はありませんか?
それらもホルモンバランスの乱れから起こる症状です。
産後の肌荒れやニキビも同じようにホルモンバランスが大きく関係しているのです。

産後におきる体調の変化としては、寝不足がよく挙げられます。
夜中の授乳や夜泣きなどで、なかなかまとまった睡眠がとれなくなってしまいますよね。
そうなると、肌の再生能力が落ち、肌荒れを引き起こしてしまいます。

つまり、産後の身体は非常にニキビが出来易い環境にあるのです。
一般的には産後1年程で、肌荒れは治まっていくとされています。
それでもその間、頬などに目立つニキビが繰り返し出来てしまうと気になりますよね。
どういった対策が出来るでしょうか。

頬ニキビのパターン

・ニキビの場所
・片頬に出来る
・両頬に出来る

まず、頬のニキビのパターンについて知る必要があります。
頬のニキビは、出来る場所によって原因が異なる場合があるのです。
繰り返し同じ場所に出来ているなら、まずはその原因をしっかり調べましょう。

ニキビがどちらか片方にばかり出来るというパターンは、外部の刺激が原因である可能性が高いです。
例の1つですが、添い乳、添い寝で赤ちゃんと寝ているという場合、片方の頬を枕に押し付けてしまって
いる事があります。

小さな事なのですが、こうした刺激は敏感になった肌には大きなダメージになりえるのです。
頬づえを付くクセがある場合なども、注意が必要です。

両頬にニキビが出来るというパターンは、体内の環境が原因である可能性が高いです。
ホルモンバランスの乱れ、寝不足、水分不足など、産後の体内環境は肌荒れを引き起こしやすい状態です。
産後のニキビのパターンとしてはやはり、両頬に出来るタイプが多いとされます。

また、産後の肌質の変化で、これまで使用していた洗顔フォームや化粧品が合わない場合もあります。
そうした事も、肌への刺激になってしまいます。
頬ニキビが出来た時、どういうパターンのニキビか、何か刺激になる要因がないか、よくチェックしてみましょう。

頬ニキビの改善

・食生活と睡眠
・洗顔
・外部刺激を避ける

体内環境を整えるためには、食生活や睡眠が大切になってきます。
とはいっても、産後はまとまった睡眠を摂る事は難しいです。
日中でも、赤ちゃんと一緒にお昼寝するなど、寝る時間を増やしましょう。

食事に関しては、脂っこいものや糖分の過剰摂取は避けましょう。
肌荒れに良いとされる栄養素を摂取するなどもおすすめです。
ですが、それよりも心掛けたいのは、バランスの良い食事です。

ニキビを改善したいがために、逆に栄養が偏ってしまうという事になっては意味がありません。
暴飲暴食を避け、和食中心のバランス良い食事を心掛ける、それだけでも充分肌荒れの改善になります。

頬にニキビがあるとどうしても目立ってしまいます。
少しでも隠そうとして、マスクをしていたりしませんか?
マスクに問題があるというわけではありませんが、ニキビの箇所にマスクの紐が触れていたりすると、
それが刺激になってしまいます。
なるべく、ニキビに触れないように工夫しましょう。

洗顔の際は、洗顔フォームをよく泡立て優しく洗ってあげましょう。
洗い終えた後、タオルで強くこするなども肌への刺激となります。
ポンポンと優しく抑えるように拭き取って下さい。

洗顔後、肌がつっぱった感じや、化粧水がピリピリと感じる場合は、肌に合っていないと考えられます。
刺激の少ない、敏感肌用の製品に変えてみる事をおすすめします。

頬ニキビを隠す方法は?

・化粧で隠す
・眼鏡やサングラス
・ニキビに触れない

化粧でニキビが悪化するのではないか、と気になる人も多いです。
確かに、ニキビを隠したいあまり何度も何度もファンデーションやコンシーラーを重ねてしまうのは
良くありません。
化粧で隠す場合は、厚くならないようにして上手く隠す事がポイントです。

ファンデーションは固形の物より、薄付きでもカバー力のあるタイプの液体や粉のファンデーション
がお勧めです。
特に粉のタイプはブラシで伸ばしてあげる事で、パフよりも刺激は少なくなります。
液体タイプの場合も、ニキビの箇所は指で軽く伸ばしてあげるなどにして、パフで何度も
押し付ける事は避けましょう。

使用するブラシやパフは清潔にしておく事も大切です。
コンシーラーを使用する時は、ファンデーションの色よりも少し暗い色の方が、ニキビを目立たせません。
他にも、口紅やアイメイクなど、頬以外の場所へのメイクを濃くすると、ニキビの箇所への視線逸らしの効果があります。

紫外線も肌の刺激となりますので、ベースメイクやファンデーションはUV効果のあるものを選ぶと良いでしょう。
敏感肌用のメイク用品などを探してみるのもおすすめです。
夜はメイクをしっかりと落とし、肌への保湿も忘れないようにしましょう。

スッピン隠しとして使われる小物アイテムとして、伊達眼鏡やサングラスがありますよね。
頬のニキビなら、同じように眼鏡で隠すことも出来るんです。
その際は、なるべくフレームが大きめのものを選ぶと良いですね。

髪やマスクでニキビの箇所を覆い隠してしまう、という人も多いですが、これはおススメできません。
ニキビに直接当たってしまう事で肌への刺激になり、より悪化してしまう場合があるのです。
早く治したければ、覆い隠したりはせず、清潔にして空気に触れさせるようにして下さい。

産後の生活の変化に、ストレスを感じる事も多いと思います。
なかなか自由な時間が取れない時期でもあるので、リフレッシュも難しいですよね。
ストレスを溜めこまないよう、市のサポートや家族の協力を得て、上手くコントロールしていきましょう。