鼻水を伴う風邪に効果的な授乳中に飲める風邪薬は?

鼻風邪で一番に気をつけるべきことは?

鼻風邪には様々な症状が現れます。
鼻水、くしゃみ、鼻詰まりといった症状です。

鼻風邪を引いても、お母さんには赤ちゃんのお世話があります。
授乳をしても、母乳から風邪は移らないので、そこは安心して下さいね。
むしろ授乳は、赤ちゃんの免疫力を高めるのに大切です。

ただ、気をつける点はあります。
それは、くしゃみによる赤ちゃんへの飛沫感染です。
授乳中に赤ちゃんがお母さんのくしゃみを浴びてしまうと、鼻風邪が移る危険があります。

赤ちゃんは自分で風邪を予防出来ません。
赤ちゃんと接するときは必ずマスクをつけましょう。

鼻風邪は、症状が気になって、何事も集中出来なくなります。
特に引き始めは、鼻水の出るタイミングが読めず、常に鼻を押さえてしまいますよね。
そして、鼻や目の周辺がモヤモヤと重い感覚に襲われる人もいます。

そんな症状を風邪薬で抑えてしまうのもありです。
授乳中は飲める薬はない!ということはありません。
飲める薬を見てみましょう!

処方箋

薬の中では、やはり病院で処方された薬が一番安心ではありますね。
「授乳中」と申告した上で処方されるので、市販薬よりも安心です。

「授乳中」と申告して処方された薬でも、不安になって我慢するお母さんもいますね。
でも、母乳に成分が移るのはほんの僅かなんです。
鼻風邪で辛い状態を我慢するより、処方箋を飲んで休養して、早く治すのが得策です。

市販薬

全てのお母さんに、赤ちゃんを預かってくれる人がいる訳ではありません。
赤ちゃんを連れて病院へ行くのは、結構な重労働なんです。
時期によっては赤ちゃんを病院に連れて行くことも躊躇いますよね。

諸事情で病院に簡単に行けない人もいます。
そんなときは、市販薬で飲めるものを探しましょう。

・新エスタックW(エスエス製薬)
熱や痛み、咳、鼻の症状などに効く総合風邪薬で、眠気が出る副作用が出ます。
カフェインが入っているので、カフェイン含有食品の摂取量に気をつけて下さい。

・パイロンS(塩野義製薬)
熱や痛み、鼻水や鼻詰まり、咳を抑える総合風邪薬で、生薬が入っています。
眠気の副作用があり、カフェインも入っています。

・パイロンS鼻炎顆粒(塩野義製薬)
鼻水や鼻詰まりなどの症状だけの人に効果的な鼻炎薬です。
注意点としては、眠気が出るので運転や機械の操作に気をつけて下さい。

・パブロン鼻炎錠S(大正製薬)
急性鼻炎やアレルギー性鼻炎などに効果を発揮する鼻炎薬です。

・アネトン アルメディ鼻炎薬(武田薬品)
生薬配合の鼻炎薬なので、体に優しく眠くなる成分を含みません。

・プレコール持続性鼻炎カプセル(第一三共ヘルスケア)
朝と夜の2回服用タイプです。
お昼に飲み忘れた!ということが多い、忙しい人に向いている薬ですね。

・コンタック
コンタックといえば、カプセルのキャラクターのCMでお馴染みですね。
スプレーとカプセルと錠剤の3種類が選択出来るので、体に合うタイプを選びましょう。

・アルガード鼻炎内服薬(ロート製薬)
交感神経に刺激を与える効果があるアルガードは、鼻詰まりに効果的です。
眠くなる成分は含んでいません。

ちなみに、「アルガード鼻炎クールアップ」というものもあります。
こちらは、食前食後など関係なく、噛むだけなので水なしで服用出来ます。

・ストナリニS(SATO)
フィギュアスケートの浅田姉妹が出演しているCMでお馴染みですね。
副交感神経を遮断し、鼻水と鼻詰まりを緩和してくれます。

・エージーノーズ(第一三共ヘルスケア)
使い心地がサッパリしていると評判の液剤点鼻薬です。
他の点鼻薬よりも血管収縮剤が半分なので、使用量を適度に減らせば妊婦さんにも!

・パブロン点鼻薬(大正製薬)
こちらも使用量を減らせば妊婦さんも使えます。

・新ルル点鼻薬(第一三共ヘルスケア)
こちらは、他の薬よりも少々強めの効果になります。

・ハナノア(小林製薬)
鼻うがいの洗浄剤になっています。
鼻うがいは体内に摂取する訳ではないので、妊婦さんや授乳中も使えます。

鼻うがいは痛いイメージがありますよね。
でも、この洗浄剤は身体に優しい成分で出来ているので、痛くないんです!
正しく使えば鼻の奥にたまった鼻水が口から出てきて、サッパリ出来ますよ。

・ヴェポラップ(大正製薬)
赤ちゃんから大人まで使える優しい塗り薬です。
赤ちゃんから使えるので、妊婦さんや授乳中のお母さんも使えますよね。

胸や喉、背中に塗り込めば、蒸気が口や鼻から入って楽になります。
血行も良くなりますよ!

鼻炎薬と総合風邪薬を見ましたが、鼻風邪だけなら鼻炎薬の方が効果を感じられます。
鼻以外にも症状があるときは、総合風邪薬を選んでも良いでしょう。

薬は1日に飲める量が決まっています。
飲む回数で選ぶというのも、薬の選択方法に入れても良いでしょう。

漢方薬

漢方薬は体に優しい印象がありますね。
でも、そんな漢方薬でも副作用が出ることがあるので、用法用量は守りましょう。

服用するとゆっくりと効果を発揮するイメージのある漢方薬。
中には即効性のあるものもあるんですよ。

効果を発揮するスピードは関係なく、鼻風邪に効く漢方薬を見てみましょう。

・小青竜湯(しょうせいりゅうとう)
鼻水やくしゃみが続くときにオススメです。
花粉症にもよく効きますよ。

まとめ

処方箋や授乳中でも飲める市販薬や漢方薬が売られていることが分かりましたね。
でも、市販薬や漢方薬の服用を考えている人は、自己判断での購入は避けましょう。
必ず、薬剤師さんや登録販売員さんに相談して下さいね。

風邪で発熱・・・でも授乳中。効果的な対処法は?

授乳中に風邪で発熱

鼻水から、喉の痛みから、発熱から、と様々な要因から発熱が起こります。
風邪は免疫力や抵抗力が低下したり、疲れてたりすると引きやすくなりますね。
一般的には処方箋や市販薬を飲めば治りますが、授乳中は簡単には服用出来ません。

風邪を引いて発熱した場合、どのような対処法が効果的なのでしょうか?
人それぞれ効果に違いがあるので、どのような対処法があるのかを見てみましょう!

処方箋

妊娠中に服用出来ない薬は多いですが、授乳中に服用出来る薬は増えてきています。
ただ、服用出来るとしても、僅かな量は母乳に移ります。
それでも、より安全で市販薬よりも効果的な薬は、病院で処方される薬になります。

稀に「断乳」と指示される薬を処方されることもあります。
しかし、そこで急に断乳をすると乳腺炎などを起こす恐れがあるんです。
乳腺炎を防ぐためにも、授乳が出来る薬を処方してもらえるように相談しましょう。

処方箋でも心配なときは

病院で「授乳中」と伝えた上で処方してもらった薬だとしても、心配になることはあります。
そんなときは、「国立成育医療研究センター」のHPを見てみて下さい。
授乳中に使える薬の一覧を見ることが出来ますよ!

市販薬

誰かに赤ちゃんを預けて病院に行けるお母さんもいるでしょう。
ですが、赤ちゃんを預かってくれる人が全てのお母さんにいる訳ではないですね。

赤ちゃんを連れて病院に行くのは大変なんです。
時期によっては赤ちゃんが病院で他の風邪をもらってしまう恐れがあります。

その他、事情があって病院に行けない!という人もいるでしょう。
そんなときは、市販薬という手段もあります。

市販薬には、使用上の注意が書かれた添付文書が入っています。
市販薬の箱にも使用上の注意が書かれているので、選ぶ際にしっかり読みましょう。

「授乳中は避ける」など、明確に「禁止」と書かれたものは避けて下さい。
特に書かれていなくても、薬剤師さんや登録販売者の方に相談しましょう。

・タイレノールA(ジョンソン&ジョンソン)
授乳中に服用出来る解熱鎮静剤です。
妊娠中に病院で処方される解熱鎮静剤「カロナール」の市販薬になります。

タイレノールAには、カフェインは含まれていません。
胃に優しいアセトアミノフェンが入っているので、空腹時でも服用出来ます。

漢方薬

漢方薬は体に優しいイメージがありますが、漢方薬も薬です。
病院で処方される漢方もありますが、市販されている漢方もあります。

漢方はゆっくり効果を発揮するイメージがありますよね。
中には即効性のある漢方もあるんですよ。
漢方にも服用に気をつける点はあるので、注意しましょう。

・葛根湯
風邪の引き始めに服用すれば、効果を発揮する有名な漢方薬です。
既に発汗があって、鼻水や喉の痛みがある状態で服用しても、効果は出ません。

・麻黄湯
麻黄湯も葛根湯と同じように風邪の引き始めに服用する漢方薬です。
葛根湯が効かなかった場合に処方されるようです。

ただ、体力がない人や発汗がある人は使えません。
疲れやすい人や風邪を引きやすい人、胃腸や循環器に病気を持つ人も服用出来ません。

適した症状があれば、子供や高齢者も服用出来ます。
ただ、漢方に含まれる成分から、心臓に負担をかけやすい薬でもあります。
なので、症状が適していても、高齢者の服用には注意して下さい。

麻黄湯はインフルエンザにも効果があるようです。

・麻黄附子細辛湯
この漢方も葛根湯や麻黄湯と同じような薬です。
麻黄附子細辛湯は、体力のない高齢者向けの漢方薬とされています。

麻黄附子細辛湯は花粉症にも効果があるようです。

薬を使わない

たとえ母乳にあまり薬は影響しないとわかっても、服用後の母乳は飲ませたくない。
赤ちゃんに処方された薬ならともかく、授乳する自分が薬を飲むのは・・・。
人によっては、そう感じて風邪薬に頼りたくない人もいるでしょう。

実際、風邪薬は風邪を治すものではないんです。
風邪の症状を抑えるものなんですね。
薬を飲まなくても、風邪は治るものなんです。

薬を飲まずに風邪を治すには、とにかく風邪のウイルスを外に出すことです。
排泄、発汗を促すことが、風邪のウイルスを体外に出すために大事なことです。

発汗を促すためには、体を温めることが第一です。

布団や毛布、コタツにマフラー、ネックウォーマーと、今は色々なアイテムがありますね。
この中では、ネックウォーマーが特にオススメです。
ネックウォーマーは常に身につけられて、首を温めるだけで全身が温まります。

排泄を促すためには、紅茶がオススメです。
発汗も促すなら、生姜紅茶もありですね!
紅茶の利尿作用と、生姜の体を温める効果でとても良い飲み物です。

生姜はすりおろしても良いですが、チューブも使えますし、粉末の生姜紅茶もあります。
また、蜂蜜を入れれば喉にも良いですし、生姜紅茶を飲みやすくもなります。

紅茶にはカフェインが含まれているので、気になる人もいるでしょう。
そういう人には蜂蜜レモンがオススメです。
お湯に生姜を入れ、蜂蜜とレモンを絞れば作れます。

口の中の乾燥を防ぐことも大切なので、マスクをすることも良いです。
基本ですが、帰宅したらうがいと手洗いもしましょう。
食べると良いものは、利尿作用のあるカリウムを含むリンゴやきゅうり、バナナです。

そして何よりも・・・睡眠!
睡眠が一番の治療方法です。
赤ちゃんのお世話を手伝ってもらえる人がいたら、頼って下さい。

しかし、頼れる人なんていない!という人もいるでしょう。
そして母乳育児をしている場合は、睡眠が一番とりにくいです。
横になるだけで体は休まるので、授乳以外は横になっていることをオススメします。

まとめ

どんなときも発熱は辛いですよね。
授乳中は赤ちゃんのお世話もあるので特にキツいと思います。

しかし、発熱はウイルスと体が戦っている状態なので大切なことです。
発熱中は家事を休んで、休養と赤ちゃんの最低限のお世話に時間を取りましょう。

授乳中に風邪を引いた。効果のある漢方は?

授乳中だって体調を崩しやすい

お母さんは妊娠中から産前産後と、風邪を引きやすい状態になります。
妊娠中は免疫力が低下するので、普通の人よりも風邪を引きやすくなります。
産後は免疫力が多少戻っても、育児疲れで抵抗力が落ち、風邪を引きやすいんです。

でも、風邪を引いてもお母さんは簡単に薬を飲めません。
妊娠中は胎児への影響から、薬が飲めないことが多いです。
産後は、赤ちゃんに母乳を与えている場合は、薬に制限が出てしまいます。

授乳中に薬を飲むことにした場合、少量でも母乳に薬の成分が移ります。
成分が移るならと、体に負担をかけない漢方薬を選ぶ人もいます。

漢方薬は安全?

漢方薬に抱くイメージって何でしょう?
副作用がない、ゆっくりだけどじっくりと効果を発揮、子供から大人まで飲める・・・。
こんなイメージを持つ人が多いと思います。

漢方薬には様々なものがあることは知られています。
しかし、科学的に研究はされていても解明は実は遅れているんです。
なので、妊婦さんと授乳中のお母さんの服用に関しては、十分な解明はされていません。

授乳中という限定の薬の服用は、ネットで調べることが出来ます。
でも、漢方は情報が全然掲載されていないんです。
それは、海外ではあまり使われていないことから、研究のデータや情報が少ないからです。

ということで、漢方薬に関する意見は専門家の中でも意見が分かれるんですね。
副作用に関しても分からない点は多いです。
でも、初期の風邪や他の薬で副作用が出る場合は、漢方薬がオススメなんです。

漢方薬でも授乳中は避けた方が良い材料があるので気をつけて下さい。
ちなみに授乳中の便秘薬の服用は、しない方が良いです。

漢方は、症状が同じでも違う漢方を処方されることもあります。

授乳中でも飲める風邪の漢方

・葛根湯(かっこんとう)
・麻黄湯(まおうとう)
・柴胡桂枝湯(さいこけいしとう)
・麦門冬湯(ばくもんどうとう)
・桔梗湯(ききょうとう)
・小青竜等(しょうせいりゅうとう)
・麻黄附子細辛湯(まおうぶしさいしんとう)
・桂枝湯(けいしとう)
・五虎湯(ごことう)
・麻杏甘石湯(まきょうかんせきとう)

風邪引いたときに効果を発揮する漢方です。
漢方は、授乳中のお母さんが服用しても大丈夫なものが比較的多いです。
が、漢方ならではの難しい部分もあるので、薬剤師さんや専門の先生に相談しましょう。

では、それぞれの漢方薬を見てみましょう。

葛根湯

寒気や熱といった、風邪の引き始めに服用することで効果を発揮します。
とにかく風邪かな?と感じた段階で服用するのが重要です。
乳腺炎でも効果を発揮するので、お母さんの強い味方ですね!

麻黄湯

葛根湯と同じく、風邪の引き始めに服用することが大事です。
葛根湯と迷われますが、高熱や節々の痛み、汗が自然に出ない場合は麻黄湯です。
咳が出る風邪にも効果的です。

葛根湯と同じく、インフルエンザにも効果があります。

柴胡桂枝湯

風邪を引いて数日経過しても回復しない場合は柴胡桂枝湯です。
頭痛、微熱、吐き気などの症状があるときに効果を発揮します。
胃腸風邪のようなときにも効きます。

麦門冬湯

喉が痛んだ後の咳や、空咳、痰が絡む咳、痰が切れないという症状には麦門冬湯です。

桔梗湯

喉が腫れて痛いときには桔梗湯が効果があります。

小青竜等

風邪の初期で、白くて水っぽい鼻水や白い痰が出るときに効きます。
花粉症の時期に眠気が出ない鼻炎薬として店頭に出るので、花粉症にも対応可能です。
発汗作用があるので、汗の有無に注意です。

軽度の気管支炎にも効果があります。
でも、乾いた咳や色つきの痰が出る場合は効果なしです。

麻黄附子細辛湯

体力がない年配の方向けの漢方です。
寒気が凄かったり、透明な鼻水が出る場合に服用します。
花粉症にも効果があります。

桂枝湯

葛根湯と同じように寒気や頭痛、肩こりによく効きます。
葛根湯との違いは、汗が出やすくて体力がない人に効果的だということです。

風邪の引き始めで、汗が出やすくて体力がない人に使います。
特に授乳中のお母さんや妊娠中の人です。
ただし、授乳中や妊娠中の方は相談が必ず必要です。

桂枝湯に葛根と麻黄を合わせると、葛根湯になるんです。

桂枝湯の甘草にアルドステロンという成分があるんですが。
大量に摂取すると、むくみや血圧上昇という症状が出るので、摂取量に注意です。

五虎湯

黄色い痰や咳が出るときに効果が発揮されます。
非常に強力な熱を下げる効果のある成分が入っているので、解熱剤としても使われます。

麻杏甘石湯

五虎湯と同じ効果があります。

授乳中の服用に関する注意点

漢方にも一般的な飲み方があり、それぞれで用法も違います。
効果が長時間続くように、効果が大きく出るように、と多量に服用しないで下さい。
必ず指示通りに服用して下さいね。

一般的な薬は水などで飲みますよね。
漢方には様々な飲み方があります。

漢方の独特な薬臭さやザラついた食感に、苦手意識を覚える人もあるでしょう。
顆粒を湯に溶かして煎じて飲めば、体が温まるので効果的とされています。
しかし、この飲み方は漢方の薬臭さが嫌でなければ・・・の飲み方です。

これでは飲めないという方は、オブラードや最近よく見る服薬用ゼリーを使って下さい。
問題はありません!

服用のタイミングですが、授乳中は赤ちゃんの活動時間も考慮しなければいけませんね。
母乳への影響を可能な限り少なくするには、授乳後すぐに服用しましょう。
そして、次の授乳まで4時間程度は間隔を開けて下さい。

まとめ

人によっては、授乳中の風邪で初めての漢方という人もいるかもしれません。
一般的な市販薬よりも効き方はゆっくりなものが多いです。
多少副作用がある漢方もありますが、体に優しいものも多いです。

休養と漢方と赤ちゃんの笑顔で風邪を撃退しましょう!

授乳中の風邪。市販薬の風邪薬は飲める?

授乳中の風邪

どんなに気をつけていても、疲れや免疫力の低下で風邪を引くことがあります。
風邪を引いたら、大抵の人が処方箋や市販の風邪薬を飲みますね。
人によっては、何も飲まずに自然治癒で治そうともします。

通常なら風邪薬を飲んで治す風邪ですが、そんな対応を躊躇うときがあります。
それは、赤ちゃんに授乳している期間です。

胎盤から胎児へ栄養が流れる妊娠中は、薬も成分によって注意が必要でした。
出産して赤ちゃんは体外に出ますが、母乳の場合は引き続き注意が必要です。

気をつけていても、お母さんだって風邪を引いてしまうときがあります。
そんなとき、母乳で子育てしているお母さんは、赤ちゃんへの影響を考えると・・・
気軽に市販薬を飲めないんです!

でも、体調が辛いまま、子育ても家事も・・・というのはキツいです。
薬を我慢した後に体調が悪化しては、子育てや家事どころではなくなります。
周囲の人にも移してしまうかもしれません。

最悪、生活が回らなくなり家庭が機能停止してしまいます!

市販薬の薬を飲んでも問題ないのか、見てみましょう。

薬によっては授乳中に服用しても問題ない

お母さんは当たり前に知っていることですが、母乳は血液から作られます。
血液を元に、乳腺から母乳になるので薬の成分が血液から母乳に移ります。
その母乳を飲む赤ちゃんに思わぬ症状が現れる可能性が出てきます。

やっぱり、薬は授乳中に飲んじゃいけないんだ!と考える人が多いでしょう。
でも、薬の成分が母乳に移ったとしても赤ちゃんにすぐ影響が出る訳ではないんです。

世の中の大体の薬は、母乳に移る成分量が非常に少ないと言われています。
約80%の薬が、母乳製造段階で成分が非常に薄まっているんです。

他の残り20%の薬は、成分が少しは濃くなります。
でも、赤ちゃんの体内で成分が働くには色々な工程があるんです。
なので、影響を与えるのは、限られた薬だけになります。

では、実際に授乳中の服用がNGな薬を見てみましょう。

授乳中に服用NGな薬

・抗不整脈薬
・麻薬(コデイン(リン酸コデイン/リン酸ジヒドロコデイン)など)
・放射性の医薬品
・抗がん剤
・向精神薬
・免疫抑制薬

以上の薬は、高濃度で母乳に移り、重い副作用を引き起こすことがあります。
服用に関しては、医師に必ず相談して下さい。

その他にも、以下の成分を含んだ薬は飲まない方が良いです。

・ジフェンヒドラミン系薬剤(抗ヒスタミン薬、アレルギー症状の緩和)
・ロートエキス(胃症状の緩和)
・アミノフィリン/テオフィリン(咳止め)

ジフェンヒドラミン系薬剤は一時的な昏睡症状が副作用として挙げられます。
ロートエキスは頻脈の症状が出るとされています。
アミノフィリンとテオフィリンは、神経過敏が現れます。

一番良いのは処方箋

授乳中に服用する風邪薬で一番良いのは、やはり病院の処方箋ですね。
授乳中という前提で受診出来るので、もっとも最適な薬でしょう。

でも、病院で処方された薬だとしても、安心して素直に飲めないお母さんがいます。
それだけ、赤ちゃんのことを大事に思っているということでしょう。

しかし、折角受診したのに飲まずに我慢して、体調不良のまま生活するのも大変ですね。
そんなときは、処方箋を受け取る際に薬剤師さんへ相談してみるのも良いでしょう。
貰った処方箋をネットで調べてみるのも良いかもしれません。

病院にいけないときは市販薬

赤ちゃんがいると、気軽に病院には行けません。
赤ちゃんを預けることが出来れば良いですが、預けられない人もいます。
時期によっては、別の症状を移されて帰ってくることも考えられます。

そのことから、病院に行くことさえ躊躇うお母さんも多いでしょう。

そこで、使えるのが市販薬の風邪薬です。
市販薬の風邪薬には、使用上の注意が書かれています。
使用上の注意は改定されることがあるので、最新の情報を確認しましょう。

注意項目に特に何も書かれていなければ、問題ないので服用OKです。
念のために、薬剤師や登録販売者に相談しても良いでしょう。

ただし、カフェインが入っていれば含有量に注意して下さい。
赤ちゃんがカフェインの影響を受けて、興奮状態になったり、眠れなくなったりします。
摂取量には気をつけましょう。

ネットで調べると、「飲んではいけない薬」は比較的簡単に見つかります。
しかし、「飲んでも良い薬」はなかなか出てきませんよね。

では、授乳中に安心して飲める市販薬を調べてみましょう。

授乳中でも服用OKな市販薬

市販薬は数多く出回っていますので、挙げればキリがありません。
以下は、使用上の注意に授乳中の服用については記載がない有名どころの薬です。
今後、成分や注意事項に変更がないと言えないので、購入の際には確認しましょう。

また、使用上の注意に書かれていなくても、絶対に安全だということではありません。
異常を感じたときは、すぐに服用を止めて病院を受診しましょう。

<総合風邪薬>
・パブロン50
・新エスタックW
・パイソンS

パブロンシリーズはとてもメジャーです。

パブロン50は、抗ヒスタミン剤が入っていないので眠くなりません。
喉の痛みと咳だけに作用します。
ちなみにパブロン50はあまり店頭には出ていません。

新エスタックWは、カフェイン水和物(1日分で100mg)が含まれています。
コーヒーなどのカフェイン摂取量に気をつけて下さい。

パイロンSは生薬と抗ヒスタミン剤が入っています。
新エスタックWと同じくカフェインが配合されているので、摂取量に気をつけて下さい。

<解熱鎮痛薬>
・タイレノールA
・アイユニー

解熱鎮痛薬の2点は、アセトミノフェン以外が含まれていないので、安心です。

<鼻炎薬>
・パイロンS鼻炎顆粒

<咳止め薬>
・新パブロンせき止め液
・コンタックせき止めST
・エスエスブロン液L(ブロン液エースは授乳中NGなので間違えないこと)
・ストナ去たんカプセル

新パブロンせき止め液は、抗ヒスタミン剤が配合されています。
新パブロンせき止め液とコンタックせき止めSTは、卵アレルギーの方は飲めません。
ストナ去たんカプセルは、妊娠中は使えませんが、授乳中には使えます。

まとめ

体調を崩すと、子育てや家事だけでなく、動くことも辛くなります。
お母さんが倒れては、家庭が回らなくなってしまいますよね。

自然に治るのが一番良いですが、辛かったら薬に頼るのも悪いことではありません。
病院の処方箋でも、市販薬でも、自分が納得する方法で飲む薬を選びましょう。